1Kの引越し見積もり相場と費用を抑えるための3つのコツ

ガイド:吉田 章

1Kの物件の引越しには、いくらくらい費用がかかるのでしょうか。ここでは見積もり費用の相場のほか、見積もりを取る方法、物件選びのポイントなどを詳しくご紹介しています。

1Kの物件の引越しには、いくらくらい費用がかかるのでしょうか。ここでは見積もり費用の相場のほか、見積もりを取る方法、物件選びのポイントなどを詳しくご紹介しています。

1Kの引越し見積もり相場と費用を抑えるための3つのコツ

1Kの引越し見積もり費用の相場とは

通常期 繁忙期
短距離(東京都内) 36,836円 48,737円
長距離(東京→大阪) 69,104円 130,903円

1R・1Kの物件について、東京都内の短距離の引越し、東京から大阪までの長距離の引越しそれぞれの引越し料金の平均値を算出しました。荷物の量やオプションサービスの有無などによっても変わってきますが、目安として考えておくと良いでしょう。

また、特に長距離の引越しでは、通常期と繁忙期の差が大きく2倍以上になるため、費用を抑えたい場合は繁忙期を避けるのがおすすめです。

1Kの引越しで見積もりを取る4つの方法

1Kの引越しは、部屋の広さや収納の大きさによっても異なりますが、家族の引越しに比べると荷物の量が少ないのが特徴です。そのため、多くの引越し業者は訪問見積もりなしで見積もりを出してくれます。

業者から見積もりを取る4つの方法を見てみましょう。

電話

依頼したい引越し業者に直接電話をかけて、見積もりを出してもらう方法です。インターネット環境がなくても申し込むことができるというメリットがあります。ただし20~30分程度かかるため、時間に余裕のあるときにかけるようにしましょう。

電話では、氏名や住所、荷物の量などを口頭で伝えるため、伝え漏れや認識の違いがないよう注意しなければいけません。万が一荷物量に違いがあると、当日荷物を積みきれないというトラブルに発展することも。荷物の量は正確に把握し、家具や家電のサイズは事前に測ってから電話をかけると安心です。

メール

引越し業者の公式サイトにある見積もり依頼フォームに必要事項を入力して、メールで連絡をもらうという方法です。メールのみでやりとりすることができるので、普段忙しいという方でも空いた時間に確認することができるというメリットがあります。

また、やりとりの内容を文面で残すことができるので、言った言わないのトラブルを防ぐことができます。

業者によっては見積もり依頼をすると電話をかけてくることもあるため、メールのみでやりとりをしたい場合は備考欄にその旨を記載しておくと良いでしょう。

チャット

最近増えているのがチャットによる見積もりです。LINEなどのメッセージアプリを使ってやりとりができるため、メールよりも手軽です。

メッセージチャットのほか、部屋の写真や動画を撮影して送ると、それを元に荷物量を算出して見積もりを出してくれるというサービスも。訪問見積もり以外の見積もり方法では、荷物量が正確に伝えられないというデメリットがありましたが、写真や動画を使えばより正確に伝えることができるようになります。

一括見積もりサービス

いくつかの業者を比較したい時におすすめなのが、一括見積もりサービスです。

より安い業者に依頼をしたいという場合、複数の業者に見積もり依頼をすることになります。しかし、それぞれに必要事項を伝えて見積もりを出してもらうのは面倒ですよね。

一括見積もりサービスなら、一度必要事項を入力するだけで、複数の業者に見積もりを出してもらうことができます。また同じ条件で金額を提示してくれるため、比較がしやすいというメリットもあります。

1K・1Rなど、単身の引越しで費用を抑える方法

新生活に向けて、できるだけ引越し費用を抑えたいと考えている人も多いでしょう。そんな方に向けて3つの節約テクニックをご紹介します。

単身パックを利用する

単身の引越しでおすすめなのが、各引越し業者が用意している単身パック。単身パックとは、決められたサイズのコンテナボックス、または決められた箱数のダンボールに荷物を詰めて新居へと運んでもらうというサービスです。

荷物の量が少なく、訪問見積もりをする必要がないため、通常の引越しよりも料金が安く設定されています。ただし大型の家具や家電がいくつもある場合は、積みきれないことがあるため注意が必要。積みきれなかったものを運んでもらうには、追加料金が発生します。

不用品を処分して荷物を減らす

引越し料金を節約するためには、できるだけ荷物の量を減らしましょう。引越しは断捨離をする最高のタイミング。持っているものをすべて見直し、必要のないものが放置されていないかチェックしてみてください。

もし冷蔵庫や洗濯機などの買い替えを考えている方は、引越しのタイミングで処分して、新居で新しいものを購入すれば、その分荷物を減らすことができます。

閑散期を狙って引越しをする

引越しの繁忙期は、3~4月といわれています。この時期は、入学や入社、転勤などがあり、新生活をスタートさせる方が多い時期。引越し業者もとても混み合うため、普段よりも料金が高く設定されます。

引越しをする時期をずらすことができるという方は、繁忙期を避けて閑散期を狙うのがおすすめ。また同じ月の中でも、土日祝日は引越しをする人が多く料金が高くなる傾向にあるため、可能であれば平日の引越しを選ぶと良いでしょう。

一人暮らしの引越し準備に関するよくある疑問

いざ引越しをしようと決意すると、いろいろとわからないことが出てきますよね。引越しをスムーズに終わらせるためにも、不安な点や疑問点はきちんと解消しておきましょう。

どれくらいお金がかかる?

引越しをする際には、引越し料金以外にもいろいろなお金がかかります。

たとえば、物件の退去にかかる費用。敷金を超えてしまった場合の修繕費や、解約日までの家賃を用意しておかなければいけません。また、新居を契約する際には、敷金、礼金、前家賃、仲介手数料、鍵の交換料金などがかかります。

そのほか、挨拶用の手土産、新しい家具や家電の購入費用など、すべてをまとめると平均して家賃の6倍程度のお金を用意しておくべきと言われています。

それぞれいくらかかるかは異なるため、引越しを決めた段階でどれくらいの金額が必要かを計算して準備しておきましょう。

引越し準備はいつから始めるべき?

荷物の量にもよりますが、引越し当日の1~2週間前には準備を始めた方が良いでしょう。

平日学校や仕事があり、まとまった時間がなかなか取れないという方は、毎日少しずつでも進めておくと、引越し前日に徹夜をしなければならないという事態を防ぐことができます。

ダンボールはどれくらい必要?

ワンルームや1Kなどの一人暮らしの引越しの場合は、10~15箱程度が目安となります。一口にダンボールといってもいろいろな大きさがあるため、自分の荷物の量や種類にあったものを準備しましょう。

ダンボールなどの梱包材は引越し業者が用意してくれる場合もありますが、サイズなどを厳密に指定されることはないため、自身で用意しても構いません。そのぶん引越し費用から割引をしてくれる可能性もあります。

自分で引っ越すことはできる?

荷物が少ない方であれば、自力で引越しをすることは可能です。引越し業者に依頼するよりも安く済ませることができるでしょう。

しかし自力での引越しは慣れない作業となるため、荷物を壊してしまったり、壁や床に傷をつけてしまったりするリスクがあります。

引越し業者に依頼していれば、万が一物損事故があった場合、補償を受けることができます。しかし自力引越しの場合は、修繕費用などはすべて自腹で支払うことに。結果的に出費が多くなってしまうということにもなりかねません。

また、レンタカーなどの手配も必要となるため、安く済むものの意外と時間や手間がかかります。

女性の一人暮らしで不安…

女性の一人暮らしの引越しなら、女性向けの引越しプランがおすすめです。

引越し作業をすべて女性のスタッフが行ってくれるため、安心しておまかせできるでしょう。荷造りから業者におまかせしたいという方でも、女性スタッフに作業してもらえるのであれば安心ですね。

ただし、業者によっては女性向けのプランがない場合もあるため、詳しくは各業者に問い合わせてみてください。

ワンルームや1Kの物件を選ぶときのポイント

ワンルームには、比較的「家賃が安い」というメリットがありますが、それは同時に「部屋が狭い」というデメリットでもあります。居住スペースが狭いだけでなく、キッチンが狭い、押し入れなどの収納スペースが狭いなどのほかに、窓が少ない物件もあります。

物件によって細かい違いはありますが、ワンルームは下のような間取りが一般的です。

ワンルームや1Kの物件を選ぶときのポイント

玄関から入ってすぐにキッチンやトイレ、バスルームを備え、奥に進むと居住スペースがあります。この居住スペースで、食事や睡眠をとったり、テレビを見たり音楽を聴いたり、パソコン作業をしたり、ときには友人を呼んで語り合ったりして、過ごすことになります。

キッチンと居住スペースの間に、ドアなどの仕切りがある場合は、ワンルームではなく1K(キッチン)となります。それ以外に、ワンルームと1Kには大きな違いはありません。

バス・トイレ別より暮らしやすさを重視

ワンルームの物件を選ぶときは、部屋が狭いからこそ、暮らしやすさを考えることが大切です。ワンルームは狭いスペースに生活に必要な設備を設置しているので、生活しにくい設計になっていることがあります。

たとえば、ワンルームでは3点式ユニットバスといってトイレ、バスルーム、洗面台がひとつの部屋にまとまったものが一般的ですが、賃貸ではそれぞれが独立した物件の人気が高いです。

しかし、狭いスペースでトイレやバスルームを独立させると、その分広い面積が必要なので、かえって無理な設計になり、生活しにくいことがあります。物件を選ぶときは、バス・トイレ別を条件にするより、生活のしやすさを優先して考えましょう。

また、物件によっては、洗濯機置き場が室内になく、部屋の外やベランダにある場合も。そういった物件の場合は、周囲の部屋へ洗濯機の音が響いてしまうため、夜遅くに洗濯ができません。仕事の時間が不規則などで、夜に洗濯機を動かす人は、そういった物件を避けたほうがいいでしょう。

料理好きはコンロの種類や数にも注意

ワンルームは、単身者向けに設計されており、頻繁に料理をする人を想定していません。そのため、キッチンのスペースが狭く、大きな冷蔵庫を設置できないことがあります。

また、コンロが予め備え付けられている場合、IHコンロだったり、一口のコンロだったりすることがあります。IHコンロだと専用の調理器具が必要になりますし、一口のコンロでは複数の料理を同時に調理できません。頻繁に自炊をしたいという人は注意しましょう。

ワンルームを広く使うコツと注意

ワンルームで快適に暮らすには、狭い面積を有効に活用する工夫が必要です。

プライバシーに配慮されていない設計に注意

ワンルームは、生活に必要な設備をコンパクトにまとめたものなので、プライバシーへの配慮が欠ける物件もあります。

玄関から部屋までがひとつながりになっている物件では、宅配便などで訪問した人に玄関から部屋の奥まで丸見えになるかもしれません。居住スペースの境にのれんのようなものを取り付けて、部屋の奥を見えなくする工夫が必要です。

複数の用途で利用できるインテリアを選ぶ

ワンルームは部屋が狭いので、家具を買うときは、限られたスペースを有効利用できるように、なるべく複数の用途に使えるものを選びましょう。

パソコンを使うならパソコンデスクが便利ですが、普通のデスクにすればパソコン以外の用途でも利用できます。収納スペースが狭いワンルームでは、収納機能付きのベッドやソファも便利です。テレビ台も本棚や収納機能のあるものがいいでしょう。

ロフトベッドを購入するときはサイズに注意

限られたスペースを有効利用としたものの、あまりうまくいかないこともあります。

たとえば、ロフトベッドを置けば、ベッドの下も居住スペースとして利用できます。ところが、狭い部屋にロフトベッドを置くと、天井の3分の1以上をベッドがさえぎってしまい、床にいるときに圧迫感があります。

さらに、天井の照明をロフトベッドがさえぎってしまうため、部屋が暗くなってしまうこともあります。部屋のサイズとロフトベッドのサイズを比較して、どれだけのスペースを占めるのかを予め確認しておきましょう。

ロフトベッドが占める割合が半分近くになると、照明の光をさえぎる割合が大きくなるので注意してください。

ワンルームマンションは一人暮らしを前提とした物件です。そこで生活する自分にとって「何が心地良いのか」をよく考えて、快適な生活空間を作りましょう。

2021年3月2日掲載

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ガイドプロフィール
吉田 章(よしだ・あきら)
株式会社ウェブクルー 引越し関連サイト 営業担当

株式会社ウェブクルーが運営する引越し関連サイトの営業担当者。引越しに関する造詣の深さを活かし、営業担当として活躍中。

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