引越し時の退去から入居までの流れを紹介!トラブルを防ぐ注意点とは

ガイド:吉田 章

引越しが決定すると、現在の賃貸を退去し、新しい物件へ入居する日を決めなければいけません。しかしやらなければいけない手続きも多く、どういう順番で何をすればいいかわからない方も多いはず。

そこで今回は引越し時の退去から入居までの流れを紹介します!手続きの注意点なども紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

退去から引越しまでの流れ

まずは今の賃貸物件を退去し、引越しをする前までに行っておきたいことや手続きについてご紹介します。特に退去日は入居日よりも融通が利かないためしっかりと確認しましょう。

退去連絡のタイミング

まず引越しが決定したら、管理会社や大家さんへ退去することを伝えます。この退去通知は、一般的に実際に退去する日の1ヵ月前までと言われていますが、例外も存在します。物件によっては2ヵ月~半年前に通知しなければいけないこともあるため、まずは引っ越してきた際に交わした契約書を確認し、退去通知の期限を確かめましょう。

方法は電話が一般的ですが、「解約通知書」などの書面を提出する場合もあります。電話では通知の証拠が残らないため、後でトラブルを防ぐのであればこちらの通知書を提出し受領印などをもらっておくこともおすすめです。

引越し日の連絡

次に引越し日と退去の立ち合い日を決定し、不動産会社に連絡を行いましょう。現在この退去の立ち合い日は多少自由に決められる物件も増えていますが、月末と定められているケースがほとんどですのでこちらも事前に契約書を確認することが大切です。

引越し前に行う手続き

引越し前に行わなければいけない手続きとしては以下のものが挙げられます。期限が決められているものもありますので、必ず引越しの前日までに行っておきましょう。

  • 転出届の提出
  • 国民健康保険の資格喪失手続き
  • ライフラインの手続き(電気・水道・ガス・インターネット)
  • 郵便物の転出届

引越し当日にやること

引越し当日は主に掃除や退去の立ち合いがメインです。しかしこの掃除や立ち合いで戻ってくる敷金が大きく変わりますので、しっかりと目を通すことが大切です。

退去時の掃除と立ち合い

退去時の立ち合いでは、管理会社と室内をめぐり、壁や床の傷、汚れ具合などを20~40分程度かけてチェックしてきます。この時部屋の状況が悪ければその分退去費用として返ってくる敷金が減ってしまいますので、当日はしっかりと掃除を行いましょう。

もし時間に余裕があれば、引越しが決まった日から徐々に掃除をはじめるのもおすすめ。退去日も、立ち合いが始まる前に自分で掃除が行き届いているかチェックしましょう。

鍵の返却

立ち合いが終了した後は鍵を返却します。この時契約時に渡されていたオリジナルの鍵とコピーの鍵を合わせて返却しましょう。オリジナル、コピーのどちらか1つでも返却できなければ鍵本体の交換費用を負わなければいけません。

費用の相場は2万円程度と決して安くはありません。もし事前に失くしたことがわかっているようなら、警察に連絡するなどして必ず探し出しておきましょう。

敷金の清算

退去日の立ち合いで部屋の状況をチェックした後は、その内容について同意のサインを書きます。その内容や賃貸の契約書に従って敷金からクリーニングなどの各種代金が差し引かれ、残った金額が後日指定の口座番号に振り込まれます。

退去日や退去立ち合いに関する注意点

引越しの中でも退去日や退去の立ち合いは適当にすると損をすることの多い項目です。次に注意点を紹介しますので、こちらも併せてしっかりとチェックしましょう。

家賃の払いすぎや二重払いに注意

家賃の払い過ぎや二重払いをしないために、まず引越しが決定した後は契約書を確認しましょう。先ほど紹介したように、退去日は契約書によって月末と定められていることが多くあります。

そのため契約書を確認せず引越し日を決めてしまうと、月の上旬に引っ越したものの、退去日が月末なので1ヵ月分多く家賃を支払わなければいけない、というトラブルが起きてしまいます。入居日は融通が利く場合も多いため、「退去日を決めてから入居日を決めます」と一度保留にすることでうまくスケジュールを調整しましょう。

退去立ち合いは自分の目でしっかりチェック

退去立ち合いの目的は、壁や床にできた傷などが入居前からあるものなのか、入居後に自分でつけてしまったのかをはっきりさせることにあります。その後のトラブルを避けるためにも、その場ではっきり自分の意見を主張しましょう。

また立ち合い後はその内容について証明のサインを書きますが、これも後々の敷金返還額を決定する大切な書類です。自分の意見と食い違いがないか、伝え忘れたことがないかをしっかりと確認してからサインを書きましょう。

引越し後から入居後までの流れ

最後に引越し後から入居後までの流れについてご紹介します。手続きなどはもちろん、次の引越しをスムーズに進めるポイントなどもありますので、ぜひチェックしてください。

部屋のチェック

先ほども説明したように、退去の立ち合いでは、部屋の傷や汚れが入居前にあるものか、入居後にできたものかの確認を行います。そのため入居した直後に部屋の様子を確認し、傷や汚れの状況を確認してください。可能であれば日付がわかるよう写真などで証拠に残しておくと、その物件を退去する時に交渉がスムーズに進められます。

またエアコンや照明の故障、水漏れなど水道トラブルがないかも確認しましょう。これらの不具合は不動産会社に回復義務があるため、連絡をすれば無料で修理を依頼できます。傷や汚れも合わせ、もし生活に不便を感じたら遠慮なく不動産会社に電話をかけてください。

入居後に行う手続き

面倒な引越し作業がようやく終わり、一息つきたいところですが入居後にも以下の手続きを行わなければいけません。退去前の手続きと同様、期限のある手続きもありますので、必ず行ってください。

  • 転入届の提出(引越し後14日以内)
  • 国民年金の住所変更手続き
  • 国民健康保険の加入手続き
  • ペットの住所変更手続き
  • 運転免許証の登録住所変更手続き など

まとめ

今回は引越しで退去から新居への入居までの流れをご紹介しました。

引越し作業をするだけでも大変ですが、退去から新居への入居までにやることや手続きをおろそかにすると、のちのち損をすることになります。気持ちよく新生活を迎えるためにも、流れに沿ってしっかりとこなしてましょう。

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2020年12月27日掲載

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ガイドプロフィール
吉田 章(よしだ・あきら)
株式会社ウェブクルー 引越し関連サイト 営業担当

株式会社ウェブクルーが運営する引越し関連サイトの営業担当者。引越しに関する造詣の深さを活かし、営業担当として活躍中。

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