知っておきたい海外引越しの流れ

ガイド:船木 麻里

海外への引越しは、荷物を選別してから見積もりを取りましょう。荷造りは長時間の輸送と積み替えが行われることを考えて行います。また、通関手続きや保険をかける際に必要となる「梱包明細書(パッキングリスト)」を作成するため、荷物の内容と金額を正確に記録しておきましょう。預けた荷物の通関手続きは、業者が代行してくれるのが一般的です。現地で業者と搬入場所や日時の最終確認をしたあと、荷物が引き渡されます。業者とのやり取りや必要な書類が多いので、余裕を持った行動が重要です。

海外への転勤や移住が決まったら、引越しの手配をできるかぎり早く進めましょう。引越しのスケジュールが決まってしまえば、そのほかの予定も立てやすくなります。ゆとりを持って準備ができるよう、まずは全体のおおまかな流れを押さえておきましょう。

STEP1 荷物の選別、引越し業者の見積もり&打ち合わせ

引越しが決まったら、海外へ送る荷物と国内に残す荷物を選別します。国内に残す荷物は、実家や留守宅に残す、トランクルームを利用するなど、保管方法も考えておきましょう。

その後、引越し業者の見積もりを取ります。「費用を抑えたい」「日程に余裕がない」などの希望にあわせたプランを用意している業者や、海外への引越しを専門に行う業者もありますので、複数の業者のプランや価格を比較できる一括見積もりサイトの利用が便利です。

引越し業者を決めたら下見に来てもらい、荷物の量や日程、配送方法などの詳細を打ち合わせます。

STEP2 荷物の仕分け・梱包、梱包明細書の作成

詳細が決まったら、荷物の仕分けと梱包を行います。引越しの荷物は長時間輸送され、何度も積み替えが行われます。紛失や破損に備えて、壊れやすいものや大事なものは取り扱いに注意しましょう。

海外へ引越し荷物を送るには、通関手続きや荷物にかける保険のために「梱包明細書(パッキングリスト)」と呼ばれる内容物のリストが必要になります。業者が梱包作業を行う場合でも、自分で荷造りをする場合でも、ダンボールの中身と金額は正確に記録しておきましょう。国外に持ち出せないもの、持ち込みを禁じられているものが入っていないかの確認も忘れずに。また、搬送中の紛失や破損などの事故に備えて、必要なら荷物に保険をかけましょう。

STEP3 通関手続き

荷物を搬出して業者に預けると、日本と海外の両方で通関手続きを代行してくれるのが一般的です。その際、パスポートのコピーや委任状をはじめ、複数の書類を揃える必要があります。必ず業者に確認し、漏れのないよう準備しましょう。

STEP4 荷物の搬入

配達先の住所や配達日など、業者と最終的な打ち合わせをしたあと、荷物が新居に搬入されます。

2016年1月25日掲載

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ガイドプロフィール
船木 麻里(ふなき・まり)
家事セラピスト、整理収納アドバイザー、フリー編集者/ライター

出版社勤務を経て、出産を機に独立。雑誌、書籍等で教育や家庭生活をテーマに幅広く取材、執筆。家事セラピストとして、自分らしく気持ちのいい暮らし方を提案。「引越し9回&立ち退き2回」の経験から引越しにも一家言あり。

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