引越しで使う2トントラックの料金相場は?荷物量の目安を紹介!

ガイド:吉田 章

引越し業者が使用するトラックには複数の種類がありますが、最も活躍するのが2トントラックです。今回は2トントラックで引越しするときの料金相場や荷物量の目安などを紹介します。

引越し業者が使用するトラックには複数の種類がありますが、最も活躍するのが2トントラックです。サイズはそれほど大きくないため、運搬できる荷物量は限られてしまいますが、その分料金を安く抑えられます。単身者や荷物の比較的少ない人は、2トントラックをうまく活用して、お得な引越しを実現しましょう。

今回は2トントラックで引越しするときの料金相場や荷物量の目安などを紹介します。

引越しで使用する2トントラックの大きさは?

一口に2トントラックといっても、さまざまなサイズがあります。ここでは2トントラックの種類や特徴を紹介するとともに、2トントラックに適した引越し方法について解説します。

ショート・ロング・ワイドロングの3種類がある

2トントラックにはショート・ロング・ワイドロングの3種類があります。それぞれのサイズは以下の通りです。

  • ショート 全長4.7メートル全幅1.7メートル
  • ロング 全長6.0メートル全幅1.9メートル
  • ワイドロング 全長6.0メートル全幅2.1メートル

ショートは2トントラックの中で一番サイズが小さく、ワイドロングは長さ・幅ともに最も大きくなります。ロングとワイドロングは奥行きがかなりあるため、より多くの荷物を運ぶことができます。

ただし、これらのサイズは外から測ったものなので、実際にどれだけの荷物を積めるかは荷台のサイズによって異なります。訪問見積もりのときに、実際どれくらいの荷物を積めるのか、業者に相談して聞いておきましょう。

2トントラックは単身者やカップルの引越しに最適

引越し業者が使用するトラックには、バン・軽トラ、3トントラック、4トントラックなど複数の種類があります。2トントラックは比較的小さいトラックなので、荷物量がある程度限られているときの引越しに大活躍します。3人以上の家族の引越しには3トントラック、4人以上の家族の引越しには4トントラックが向いています。

2トントラックに積める荷物量の目安

同じ2トントラックでも、トラックに積める荷物量には種類によってかなりの差があります。ここでは、ショート・ロング・ワイドロングの種類別に、荷物量の目安を解説します。

ショートは荷物の少ない単身者向け

ショートに積める荷物スペースは約3畳分なので、大型家具・家電を運ぶことはできません。間取りでいうと、ワンルーム、1DK、1LDKに適しています。基本的に単身向けのトラックになりますが、荷物が少ない場合はカップル・新婚さんなども2トンショートで十分です。

ショートに積める荷物量の目安は以下の通りです。

  • 32インチ以下のテレビ
  • 中型サイズの冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • シングルベッドもしくはセミダブルベッド
  • 2人掛けソファ
  • ダンボール大型10個、ダンボール小型10個

ロングは荷物の多い単身者向け

ロングは2K・2DKの間取りに適したトラックです。二人暮らしに向いていますが、単身者でも荷物が多い場合、大型の家具・家電を持っている場合は、ロング以上を利用したほうがいいでしょう。

ロングに積める荷物量の目安は以下になります。

  • 40インチ以下のテレビ
  • 大型サイズの冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 洗濯機
  • ダブルベッド
  • ダイニングセット
  • 2人掛けソファ
  • 自転車三輪車1台
  • ダンボール大型10個、ダンボール小型20個

家具・家電のサイズが小さい場合は、もっと多くの荷物を積むことができます。

ワイドロングは荷物の多い2人暮らし向け

ワイドロングは2DK・2LDKの間取りに適したトラックです。荷物の多い二人暮らしに向いていますが、荷物が入りきるかどうか不安な場合は、ワイドロングサイズよりサイズの大きい3トントラックの利用をおすすめします。

2トントラックの引越し料金相場はいくら?

同じ2トントラックでも、引越しする距離や時期、荷物量や作業員の数によって料金相場が異なります。

ここで紹介する料金の金額はあくまで目安です。具体的な金額を知りたい場合は、引越し業者に訪問見積もりを依頼しましょう。

繁忙期は料金が高くなる

3~4月は入学や就職などで移動する人が増えるため、繁忙期となります。繁忙期はどの業者も料金が3~5割増になるため、2トントラックの利用料も4トントラック並みに高くなります。

通常期の引越し料金はショートが約2~4万円、ロングは約3~5万円ですが、繁忙期は倍以上になることも珍しくありません。また、距離が長くなればなるほど、料金もどんどん上がっていくため、繁忙期に遠方に引っ越す場合は、予算オーバーにならないように注意する必要があります。

近距離の引越しは2~3万円程度

引越しの距離が50キロメートル未満の場合は、料金を3万円未満に抑えられます。ただし、繁忙期は料金が1万円ほど価格が高くなるため、近距離の引越しでも料金が4万円を超えることもあります。

遠距離の引越しは6~7万円程度

引越しの距離が500キロメートルを超える場合、料金は6万円を超えます。200キロメートル未満であれば4万円程度、500キロメートル未満であれば5万円台で引越し可能です。引越しの距離が長くなるほど人件費やガソリン代がかかり、料金も割高になるので注意が必要です。

また、繁忙期は料金が2~3万円ほど高くなるため、500キロメートル以上の遠距離に引っ越す場合は10万円を超えることもあります。

レンタルし自分自身で引っ越す場合は1~2万円程度

レンタカーを借りて自力で引越しをする場合の料金は、ショートトラックなら15,000円前後、ロングトラックは18,000円前後となります。いずれも24時間レンタル料金です。ただし、実際はガソリン代や高速料金が発生するため、これよりも料金は少し高くなります。レンタカーは利用時間が長くなるほど利用料も高くなるため、遠方に引っ越す場合は料金も割高となってしまいます。

2トントラックをレンタルして自力で引っ越す場合、手伝ってくれた人に謝礼なども払う必要があるため、業者に頼むよりもコストがかさみがち。荷物の運び出しもすべて自力で行わなければならず手間もかかり、2トントラックの運転に慣れていないと予定よりも時間がかかるかもしれません。また3~4月はレンタカーの利用者も増えるため、早めに予約しないと2トントラックを利用できなくなります。

トータルで考えると、2トントラックの引越しは業者に依頼したほうがメリットが大きいといえます。

引越しで2トントラックを使用するときの注意点

2トントラックは普通車と大きさが異なるため、引越しで使用するときにはいくつか注意すべき点があります。

旧居・新居の道幅や駐車スペースを確認する

家の前の道が狭いと、2トントラックを停めて作業することができません。2トントラックの幅は1.7~2.1メートルですが、道を塞いでしまうと作業ができないので、家の前の道幅は3~4メートル以上必要です。

2トントラックを少し離れた場所に停めて作業する場合、作業時間が大幅に増えるため、追加料金を請求されることもあります。旧居・新居ともにトラックが停められる環境があるかどうか、事前に確認しておきましょう。

旧居・新居の道幅が狭い、駐車スペースがないという場合は、2トントラックより小さいサイズのトラック複数台で荷物を分けて運ぶことになります。旧居・新居に駐車場がある、道幅が大きいという場合は、特に心配する必要はありません。

荷物の重さに注意する

トラックはそれぞれ最大積載重量が定められています。まだ荷台にスペースがあるからといって重い荷物を積んでしまうと、積載重量オーバーとなる可能性があるので注意が必要です。

2トントラックの場合、およそ2トンまでしか荷物を積むことができません。重量が限界を超えた場合は、それ以上の荷物を積むことはできなくなります。

特に注意したいのが本の重さです。本はとても重いものなので、たくさんの本を運ぶ場合は、引越し業者と事前に相談しておくことをおすすめします。

引越し当日に荷物が重たくて運べなくなった場合は、別のトラックを手配することになります。その場合、高い追加料金が発生する可能性が出てきます。余計なコストを省くためにも、訪問見積もりの段階で、荷物の重さについて引越し業者に相談しておきましょう。

運転できる免許の種類を確認する

2トントラックには運転できる免許とできない免許があります。大型免許、中型免許、準中型自動車免許を取得している人は2トントラックを運転できますが、普通免許は取得した年によって免許の区分が異なるので注意が必要です。

普通免許を取得したのが2007年6月1日までの場合は「8t限定中型免許(AT中型車限定)」、2007年6月2日から2017年3月11日までの場合は「5t限定準中型免許(AT準中型車限定)」となっているため、2トントラックの運転が可能です。しかし、2017年3月12日以降に普通免許を取得した人は、普通免許だけで2トントラックを運転することはできません。2トントラックを運転するには、準中型自動車免許など他の免許を取得する必要があります。

ただし、2017年3月12日以前に普通免許を取得した人でも、免許証に「AT限定」の記載がある人は、マニュアルタイプのトラックを運転することはできません。トラックを借りて自力で引越しする場合は、事前に免許証を確認しておきましょう。

2トントラックの引越し料金を安くする方法

2トントラックの引越し料金をなるべく安く抑えたいという人は、少し工夫をしてみましょう。これから紹介する方法をすべて実践すれば、引越し料金を大幅に安くできます。

荷物量を少なくする

荷物量が増えると、トラックのサイズが大きくなり、作業スタッフなどの人件費もかかるため、引越し料金が高くなります。逆に荷物量を減らせば、その分料金も安くなります。不用品はあらかじめ処分しておきましょう。

まだ使えるものであれば、リサイクルショップに買い取りしてもらったり、オークションサイトで売却できたりするかもしれません。

家具家電は普通のゴミとして処分することはできないので、自治体に依頼して粗大ゴミとして捨てる必要があります。粗大ゴミとして捨てる場合はお金がかかりますが、業者に依頼するよりも料金は割安です。

不用品を処分する時間がない場合は、引越し業者に依頼することもできます。すべての引越し業者が対応しているわけではありませんが、オプションとして不用品回収サービスを提供しているところもあります。ただし、オプションは有料なので、予算オーバーとなるかもしれません。不用品回収業者に依頼したほうが料金が安く済む可能性もあるので、事前に比較検討しておきましょう。

荷物が少ない場合は軽トラックを利用する

トラックのサイズが小さくなれば、引越し料金も安くなります。初めて一人暮らしをする人、新居で家具家電を揃える予定の人は、軽トラックやバンなどで荷物を運びましょう。

荷物の少ない単身者なら、単身パックを利用するのも一つの方法です。単身パックとはコンテナボックスを利用した引越しサービスのことです。複数のコンテナボックスを一台のトラックでまとめて運ぶため、料金を安く抑えられます。

コンテナボックスは高さ170センチ・横幅110センチほどしかないため、大きな家具・家電を運ぶことはできませんが、通常料金に比べれば金額は安いです。訪問見積もりも不要なので、もっと手軽に引っ越したいと思っている単身者にはピッタリのサービスだといえるでしょう。

繁忙期や週末を避けて引越しする

新生活が始まる3~4月の繁忙期は、どの業者も料金が高騰します。この時期は引越し料金が2~3倍以上になることも珍しくありません。早い段階から予約が埋まるため、準備が遅れると引越し難民になる可能性もあります。

料金を安く抑えたいなら、繁忙期の引越しを避けましょう。引越しのピークを過ぎた閑散期なら、料金もぐっと安くなります。閑散期は価格交渉も成功しやすいため、相場より安く引っ越すことも可能です。

ただし、閑散期でも土日祝日は料金が割高になるので、できれば平日など料金の安い時期に引越しをしましょう。

複数業者の見積もりを比較する

引越し料金はトラックの大きさだけで決まることはありません。移動する距離や人件費などによって大きく変動します。トラックのサイズが同じでも、業者によって見積もり料金は異なるので、相見積もりが必要不可欠です。

最初から一社に絞って決めてしまうと、その金額が安いか高いか判断することができません。業者にとって良い値段で押し切れられてしまうため、損する可能性が高いです。少なくとも3~4社から見積もりを取り、相場を把握しましょう。相見積もりによって格安業者を見つけることができれば、引越し料金の負担を大きく軽減できます。

見積もりの比較は、なるべく早めに行いましょう。引越し直前に見積もりを比較しようとしても、格安業者はすでに予約が埋まっていて、高い業者しか残っていないことがあります。引越しが近づくにつれて業者の選択肢も少なくなってくるので、日程が決まったらすぐに見積もりを依頼しましょう。

特に繁忙期は予約を取りにくいので、遅くても1ヵ月前には見積もりを依頼しておく必要があります。閑散期に引っ越す場合でも、2週間前くらいには見積もり依頼をするのがおすすめです。

ポイント

引越し料金の節約のためには相見積もりが必要不可欠です。しかし、たくさんの業者に個別に連絡を取るのは面倒。もっと簡単に見積もりを比較したいときには、「ズバット引越し比較」が役に立ちます。「ズバット引越し比較」を使えば、一度の情報入力で複数の業者に同時に見積もりを依頼できるので手間がかかりません。すぐに見積もりを比較できるため、格安業者が簡単に見つかります。

2トントラックの引越し料金を比較することが大事

同じ2トントラックでも、どの種類・業者を利用するかによって料金が大きく変わります。少しでも料金を安く抑えたいなら、相見積もりをして、各業者の料金を比較しましょう。荷物の量を少なくしたり繁忙期を避けたりするなど、いくつか工夫することで料金をさらに安くできます。

「ズバット引越し比較」を活用して、スムーズな引越しを実現しましょう。

2021年4月27日掲載

引越し見積もりを複数社へ依頼

1回の入力で最大12社に一括見積もり!
引越し業者と直接相談・交渉することで、一番安い引越し業者が見つかる!

ライフラインの手続きを依頼

「Smyb引越し手続き」は、電気・ガス・水道などの手続きが一括でできる!
引越し手続きをまとめてカンタンに!

無料 一括手続きを依頼する
ガイドプロフィール
吉田 章(よしだ・あきら)
株式会社ウェブクルー 引越し関連サイト 営業担当

株式会社ウェブクルーが運営する引越し関連サイトの営業担当者。引越しに関する造詣の深さを活かし、営業担当として活躍中。

このページを読んだ人は次のページも読んでいます

そのほかのおすすめコンテンツ

引越し完全マニュアル のほかのカテゴリ

注目のタグ一覧

基礎知識 引越しプラン お得情報 疑問・解決 テクニック サービス 注意事項 引越し前 引越し直前 引越し後 申請・変更 マナー 子供 高齢者
ページトップ