引越しの梱包作業をスムーズに!見積もり前に知っておきたい基礎知識 | 引越しの準備のことならズバット 引越し

ガイド:吉田 章

引越し作業で1番苦労するのが、荷物の梱包作業。衣類や食器、日用品など家中のあらゆる物をまとめなければいけないため、時間も労力も掛かります。ここでは、引越しの梱包作業に関する基礎知識をまとめました。よくあるQ&Aのほか、梱包をスムーズに終わらせるコツ、梱包する物別の注意点などを詳しく解説しています。

引越しは、少なくとも数年スパンで実行するもの。そのため、たとえ経験者であっても、何をどんな風に梱包すれば良いのか、梱包するためには何が必要なのか、悩んでしまう方も多いことでしょう。ひとつずつ順番に解説します。

引越しの梱包作業のよくあるQ&A

梱包作業のよくある疑問について、Q&A形式で解説します。

何を梱包すれば良いの?

ダンボールに梱包する物は、主に衣類、食器、日用品です。大きな家具・家電以外のこまごました物は、すべてダンボールに詰めて運搬してもらうと考えておくと良いでしょう。

衣類の中でも、コートやワンピースなど、ハンガーに掛けている衣類は、業者が用意してくれるハンガーボックスで運んでもらえることがほとんど。また、衣類をしまっている収納ケースなどは、開いてしまわないように引き出しをテープで止めればそのまま運んでもらうことが出来ます。

何を梱包すれば良いかは、業者によってもプランによっても異なるため、詳細は依頼した業者に問い合わせてみてください。

梱包に必要な物は?

引越しの梱包に最低限必要な物は、以下の4つです。

  • ダンボール
  • ガムテープ
  • 新聞紙などの緩衝材
  • 油性ペン

これさえ揃っていれば、大体の荷物をまとめることが出来ます。

また、以下のアイテムも用意しておくと何かと便利。

  • 軍手
  • はさみ
  • セロハンテープ
  • 輪ゴム
  • ビニール袋

余裕があれば、用意しておきましょう。

ダンボールやガムテープなどは、引越し業者が用意してくれる場合もあるため、見積もりの際に提供してもらえる梱包資材について質問しておくと良いです。その際は、数量やサイズなども細かく聞いておくようにしましょう。

いつから始めれば良い?

荷物の量にもよりますが、遅くても1〜2週間前にはスタートしましょう。

スケジュールに余裕があれば、ダンボールが足りなくなってしまったり、不用品が出てきてしまったりしたなどのトラブルにスムーズに対応することが出来ます。

季節外れの洋服や来客用の布団など、普段は使っていない物は出来るだけ早くまとめておくのがおすすめです。

荷物の多い家族の引越しや、一人ですべて梱包しなければいけないという場合は、出来るだけ早い時期から少しずつ荷物をまとめておくと安心でしょう。

当日までに梱包が終わらないとどうなる?

業者には依頼せず自分で荷造りをするプランを選んだ場合は、引越し業者の運搬作業が始まるまでにすべての荷物を梱包しておかなければいけません。

時間までに終わっていないと、引越し業者のスケジュール通りに作業を進めることが出来ません。その場合は、引越し業者のスタッフに梱包作業を手伝ってもらうことになるため、追加料金が発生する可能性も。

最悪の場合、業者に引越しを断られてしまうこともあるため、当日までには必ず梱包を終わらせておくようにしましょう。もし断られてしまったとしても、引越し料金を払い戻すことは出来ないため注意が必要です。

面倒な梱包作業をスムーズに終わらせるコツ

家の中の物をすべてダンボールに詰めるのは、とても大変です。面倒な梱包作業を、出来るだけ簡単に、スムーズに終わらせるためのコツをいくつかご紹介します。

まずはスケジュールを立てる

何事もまずは計画を立てることが大切です。引越し当日から逆算して、いつから取り掛かるかを決めます。

引越しまでの予定を確認し、実質作業出来る時間を考えてスケジュールを立てておけば、思ったよりも時間が取れず、作業が進まなかったという事態を防ぐことが出来ます。

家族での引越しの場合は、誰が何をするか、役割分担しておくことも重要。荷物が多いほど梱包作業には時間が掛かるので、協力して進めましょう。

不用品は事前に処分しておく

引越しは、断捨離の絶好のチャンス。家の中の物をすべて引っ張り出すこのタイミングで、不用な物を処分してしまいましょう。荷物が少なくなれば、その分梱包作業も楽になります。

不用品の処分は計画的に。特に行政の粗大ゴミ回収は、時期によっては1ヶ月先まで予約が埋まっているということもあります。引越し当日までに間に合うよう、計画的に準備を進めておきましょう。

使用頻度の低い物から作業する

最初に、引越し当日までに使う予定のない物から作業します。シーズンオフの洋服や読み終えた本、普段はクローゼットにしまっているアルバムなど、使用頻度の低い物をどんどんダンボールに詰めてしまいましょう。

何から手をつけて良いかわからないという場合は、まずクローゼットから始めるのがおすすめです。

引越しまでに必要になるかもしれない物を梱包する場合は、ダンボールに封をせず、わかりやすい位置に置いておくと良いでしょう。

梱包済みのダンボールを置くスペースを確保しておく

引越し当日まで、梱包済みのダンボールは家の中に置いておかなければなりません。そのため、その分のスペースを確保しておく必要があります。

押し入れやクローゼットなどの収納から梱包を始めれば、空いた場所に梱包済みのダンボールを置いておくことが出来ます。

家中にダンボールが溢れてしまうと、当日までの生活はもちろん、引越し作業に支障をきたしてしまうことも。そうならないためにも、スケジュールを立てる段階で、梱包済みの荷物を置いておくスペースをしっかり考えておくことが大切です。

ここに注意!梱包のポイントを物別に解説

梱包する物別に、気をつけたいポイントを解説します。

衣類

ハンガーに掛かっているコートやワンピースなどは、業者が用意してくれる専用ケースに入れてそのまま運ぶことが出来ます。

そのほかの衣類、バッグなどの小物類は、すべてダンボールに梱包しましょう。

衣類やタオル類、ぬいぐるみなど、壊れにくい物は衣装ケースのまま運んでもらうことが出来ます。運ぶ時に引き出しが出てしまわないように、ガムテープなどでしっかり固定してください。

食器

食器などの割れ物は、緩衝材で丁寧に包みましょう。購入するのが手間、と言う場合は、新聞紙やいらない雑誌を破って、活用するのも手です。

ダンボールには、大きくて重い物から順番に入れると、安定して運ぶことが出来ます。ダンボールの隙間にも緩衝材を詰めて、出来るだけ食器が動かないように注意してください。

本

本はダンボールに梱包します。ただし、大きな箱にたくさん詰め込んでしまうと、かなりの重量になり、運ぶのが大変です。出来るだけ小さいサイズの箱にまとめると良いでしょう。

また、底が抜けてしまわないようにダンボールの底もガムテープで補強しておくのも大切です。

本を梱包したダンボールに隙間が空いてしまっている場合は、緩衝材を入れて本の傷みを防ぎましょう。

電化製品

電気ケトルや炊飯器、アイロンなどの小型家電はダンボールに梱包して運んでもらいます。梱包する際は必ず緩衝材に包んだ状態でダンボールに入れましょう。

梱包には購入時に入っていた箱を使うのが理想的ですが、処分してしまっている場合は出来るだけ隙間が出来ない箱を選び、緩衝材を詰めるようにしてください。

日用品

トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙製品、洗剤、歯磨き粉・歯ブラシ、化粧品、調味料や食品のストックなど、梱包しなければいけない日用品はたくさんあります。

これらは引越し当日まで使っている物も多いため、計画的に作業を進めましょう。

日用品は形がさまざまで梱包しづらいですが、出来るだけ隙間がないようにダンボールに詰めてください。すでに開封している物はあふれる可能性があるため、ビニール袋などに包んでおくと安心です。

また、引越し先ですぐに使う物を一つにまとめておくと、新居で慌てずに済みます。

引っ越しの梱包おまかせプランとは

大きな家具や家電など以外は自分で荷造りをするのが一般的ですが、引越し業者の多くは、荷物の梱包をすべておまかせ出来るプランを用意しています。

メリット・デメリット

1番のメリットは、梱包にかかる時間と手間を削減出来るということです。特に荷物の多い家族の引越しでは、荷造りにとても時間が掛かります。

引越し作業のプロにお願いすることで、当日までにヘトヘトになってしまうという事態を防ぐことが出来ます。

また、ダンボールや緩衝材などを用意しなくても良いところもメリットの一つです。

一方、荷造りをおまかせすることで、引越し業者の作業員の人数を増やす必要があります。そのため、自分で荷造りをするプランよりも引越し料金は割高になります。

料金相場

運ぶ荷物の量や運ぶ距離、プランによっても異なりますが、料金相場は10〜15万円程度と考えておくと良いでしょう。

ただし、引越しをする時期など諸々の条件によって掛かる費用は大幅に変わってきます。正確な金額を知るためには、引越し業者に見積もり依頼をしてみてください。

自分でやらなければいけないこと

引越しをすべておまかせ出来るといっても、ゴミの処分やガス・電気・水道などの手続きは自分で行わなければいけません。

また、下着類など自分で梱包したい物は、事前にまとめてダンボールに入れておくと安心です。

引越し当日は立会いでの作業になるため、梱包や運搬に関する指示出しも行います。

まずは見積もり!主要引っ越し業者の梱包おまかせプラン

主要な引越し業者5社の梱包おまかせプランをご紹介します。一口におまかせプランといっても内容や費用が異なりますので、ぜひ相見積もりをとって比較してみてください。

アート引越センター

アート引越センターのおまかせパックには、基本コース・ハーフコース・フルコースという3つのプランがあります。

この中で荷物の梱包まで依頼出来るのは、ハーフコースとフルコースの2つ。フルコースは、荷造りにくわえて、荷ほどきと後片付けもおまかせ出来ます。

プラン名 おまかせパックハーフコース
内容 荷造り、家具梱包、搬出、輸送、養生、搬入、セッティング、資材回収
プラン名 おまかせパックフルコース
内容 荷造り、家具梱包、搬出、輸送、養生、搬入、セッティング、荷ほどき・片付け、資材回収
参考:おまかせパック|引越し料金・費用の見積もりはアート引越センター

日本通運

梱包をお願い出来るプランは、ハーフプランとフルプランの2つ。梱包のみがハーフプラン、荷ほどきまでお願い出来るのがフルプランです。

また、梱包には日本通運が開発した繰り返し使える資材を使用するため、無駄がなくエコな引越しが出来ます。

プラン名 ハーフプラン
内容 小物箱詰め、大物梱包、搬出、輸送、搬入、解梱・設置
参考:ハーフプラン | 家族のお引越し | 【引越しは日通】
プラン名 フルプラン
内容 小物箱詰め、大物梱包、搬出、輸送、搬入、解梱・設置、箱開け収納
参考:フルプラン | 家族のお引越し | 【引越しは日通】

サカイ引越センター

サカイ引越センターの梱包おまかせプランは、以下の4コースです。

すべてのコースで梱包をお願い出来ますが、荷ほどきや掃除サービスの有無によってコースがわかれています。(Cコースの梱包は食器類と大型家具のみ)

プラン名 らくらくコースプレミアム
内容 荷造り、家具梱包、搬出、輸送、養生(保護)、搬入、セッティング、荷ほどき・片付け、10分間サービス、ダスキンお掃除サービス(3回)
参考:らくらくコースプレミアム - 引越しコース別費用・料金|【公式】サカイ引越センター 引越しの見積もりは引越しのサカイへ
プラン名 らくらくAコース
内容 荷造り、家具梱包、搬出、輸送、養生(保護)、搬入、セッティング、荷ほどき・片付け、10分間サービス
参考:らくらくAコース - 引越しコース別費用・料金|【公式】サカイ引越センター 引越しの見積もりは引越しのサカイへ
プラン名 らくらくBコース
内容 荷造り、家具梱包、搬出、輸送、養生(保護)、搬入、セッティング、10分間サービス
参考:らくらくBコース - 引越しコース別費用・料金|【公式】サカイ引越センター 引越しの見積もりは引越しのサカイへ
プラン名 らくらくCコース
内容 荷造り(食器類)、家具梱包、搬出、輸送、養生(保護)、搬入、セッティング、荷ほどき・片付け(専用梱包ケース使用分)、10分間サービス
参考:らくらくCコース - 引越しコース別費用・料金|【公式】サカイ引越センター 引越しの見積もりは引越しのサカイへ

アーク引越センター

アーク引越センターの梱包おまかせプランは以下の2つです。すべてお任せフルフルプランでは、小物類の荷ほどきまで対応してくれます。

そのほか、ダンボール最大50枚無料、ふとん袋最大2枚無料など、お得な特典が用意されています。

プラン名 通常プラン
内容 家具・家電の荷造り、運び出し、輸送、家屋保護、運び込み、家具の配置
参考:通常プラン(ご家族のお引越しプラン)|引越しの見積もりなら0003の[アーク引越センター]ちゃんとしたお引っ越し
プラン名 すべてお任せフルフルプラン
内容 家具・家電の荷造り、運び出し、輸送、家屋保護、運び込み(荷ほどきあり)、家具の配置
参考:すべてお任せフルフルプラン(おふたりのお引越しプラン)|引越しの見積もりなら0003の[アーク引越センター]ちゃんとしたお引っ越し

ハート引越センター

ハート引越センターの梱包おまかせプランは以下の3つです。小物や家具の梱包にくわえて、パーフェクトプランは荷ほどき、エクセレントプランは、荷ほどきとハウスクリーニングがプラスされます。

プラン名 エコノミープラン
内容 小物梱包、家具梱包、搬出、輸送、搬入、セッティング
参考:引越しエコノミープラン 引越しならハート引越センター
プラン名 パーフェクトプラン
内容 小物梱包、家具梱包、搬出、輸送、搬入、セッティング、小物収納
参考:引越しパーフェクトプラン 引越しならハート引越センター
プラン名 エクセレントプラン
内容 小物梱包、家具梱包、搬出、輸送、搬入、セッティング、小物収納、ハウスクリーニング
参考:引越しエクセレントプラン 引越しならハート引越センター

2020年9月18日掲載

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ガイドプロフィール
吉田 章(よしだ・あきら)
株式会社ウェブクルー 引越し関連サイト 営業担当

株式会社ウェブクルーが運営する引越し関連サイトの営業担当者。引越しに関する造詣の深さを活かし、営業担当として活躍中。

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