家賃は?飼育条件は?設備・環境は?ペット可物件選びの基礎知識

ガイド:船木 麻里

近年、ペット可物件が急増しています。ただし、トラブルのリスクや室内のメンテナンス費用がかさむといった理由から、家賃や初期費用は通常の物件に比べて高くなる傾向にあるようです。
人間の住みやすさはもちろん、ペットも健やかに過ごせる物件を選ぶためには、飼育許可のある動物の条件や設備の安全性、ほかの入居者の理解度などの確認が必須。近くに動物病院があるか、散歩できる場所はあるかなど、周辺の環境も重要なポイントになってきます。わからないことはうやむやにせず、不動産業者や大家さんに確認をしましょう。

ペット可物件を探すときには、通常の物件とは異なる注意点があります。上手にペット可物件を探すためのコツを紹介していきましょう。

ペット可物件は家賃や初期費用が高め

「今飼っているペットを連れて引っ越したい」「引っ越したらペットと暮らしたい」と考えている人も少なからずいるのではないでしょうか。

ペットブームの影響を受けて、近頃は賃貸物件でペットを飼うことが珍しくなくなりました。また、少子化・高齢化を背景に借り手が減少傾向にある賃貸住宅市場の中、付加価値としてペットの飼育を許可する物件も増えており、賃貸住宅でペットと一緒に暮らすことに対するハードルも低くなってきています。

ただし、ペット可物件には、「鳴き声や悪臭などが入居者同士のトラブルに繋がる」「ペットによって室内が汚れたり、キズがついたりして、退去時のメンテナンス費用が通常よりもかさむ」などといった、貸主にとってマイナス要素も多いようです。

そのため、ペット可の物件は、同条件のペット不可物件に比べて、家賃が少し高めに設定されているのが一般的。また、敷金や礼金が通常よりも1ヵ月分上乗せされるなど、初期費用も高くつく傾向にあることを頭に入れておく必要があります。

ペット可物件を選ぶ際に確認すべき5つのポイント

ペットと人間がともに快適に暮らすために特に確認しておきたい、ペット可物件選びのチェックポイントを紹介していきましょう。

飼育が許可されている動物の種類・頭数

「ペット可」と一口に言っても、「小型犬のみ」や「1頭のみ」など、さまざまな条件が設定されている場合もあります。自分が飼っている、もしくはこれから迎えようとしている動物の種類や頭数が条件にあっているかどうかを必ず確認します。

ベランダの安全性

2階以上の物件では、ベランダからの脱走や転落の危険性があります。頑丈なつくりであるか、脱走・転落対策を施せるかどうかをチェックすることが大事です。

ペット可物件としての歴史

「築年数が古い」などのマイナス面を補うために、あとからペット可という付加価値を追加する物件も存在します。そのような物件は、ほかの入居者が動物を飼うことに理解がない可能性も。

もちろん、どんな物件であろうと周囲の人に配慮する必要はありますが、最初からペット可をうたっている物件であれば、一定の理解があり、ペットと暮らしやすくなるでしょう。

近隣の動物病院の有無と距離

ペットを飼っていると、健康診断やワクチン接種などで定期的に動物病院に連れていく必要があります。また、緊急時に動物病院が近くにあると安心です。ペットホテルが併設されている病院があると、旅行などで留守にする際も便利。

周辺の道路の安全性

万が一、ペットが脱走した場合、周辺の交通量が多いと事故に遭う危険性が高くなります。できれば、周辺道路の交通量が少ない物件を選びたいところです。また、犬を飼うなら、安心して散歩ができる環境があるかも確認しておく必要があります。道幅や自動車・自転車・通行人の量を見て、安全な散歩コースがあるかを判断しましょう。


引越しが済んだあとに、物件や周辺環境の不備に気付いても取り返しがつきません。人間もペットも快適な生活を送るためには、事前に自分の目や足でしっかりとチェックすることが大切。わからないことは不動産会社や大家さんに確認・相談をしておきましょう。

2015年1月30日掲載

引越し見積もりを複数社へ依頼

1回の入力で最大12社に一括見積もり!
引越し業者と直接相談・交渉することで、一番安い引越し業者が見つかる!

ライフラインの手続きを依頼

「Smyb引越し手続き」は、電気・ガス・水道などの手続きが一括でできる!
引越し手続きをまとめてカンタンに!

無料 一括手続きを依頼する
ガイドプロフィール
船木 麻里(ふなき・まり)
家事セラピスト、整理収納アドバイザー、フリー編集者/ライター

出版社勤務を経て、出産を機に独立。雑誌、書籍等で教育や家庭生活をテーマに幅広く取材、執筆。家事セラピストとして、自分らしく気持ちのいい暮らし方を提案。「引越し9回&立ち退き2回」の経験から引越しにも一家言あり。

このページを読んだ人は次のページも読んでいます

見積もりはいつ取る?引越し3ヶ月前〜やっておくべきこと

引越しの3ヵ月前は、引越しの計画を練るには最適な期間です。大まかなスケジュールを立てたら、借りている部屋の解約、引越し業者選びなどを順次進めましょう。

ここでは、引越し前にやっておくべきことを時期別に紹介。また、覚えておきたい引越し見積もりの取り方について解説しています。

続きを読む

そのほかのおすすめコンテンツ

タイプ別 引越しのポイント のほかのカテゴリ

注目のタグ一覧

引越し前 引越し直前 引越し後 申請・変更 疑問・解決 基礎知識 お得情報 マナー 引越し業者 引越しプラン サービス 注意事項 防犯・防災 子供
ページトップ