トラック手配、駐車スペースに養生…
自力での引越しに潜む意外なトラブル・落とし穴
「引越し業者に作業を依頼する費用がかからない」「自分のペースで引越しができる」というメリットがある自力引越し。夏休み中に自力で引越しをしようと考えている人も多いかもしれません。
しかし、いざ自力で引越しをしようとすると思わぬ落とし穴がたくさんあるものです。「レンタルトラックの手配が間に合わなかった」「養生を忘れて新居にキズをつけてしまった」「自宅にトラックを横付けできず荷物の搬入・搬出に手間取った」などがその代表例。自力引越しの注意点をチェックしておきましょう。
夏休みを利用して自力での引越しを考える人もいるでしょう。しかし、自力引越しをトラブルなく終わらせるのは意外に大変なもの。注意点をチェックしておきましょう。
本当に安上がり?自力引越しの思わぬ落とし穴
一人暮らしの人が引越しをするときには、自力での引越しを視野に入れる人も多いでしょう。自力引越しのメリットは、引越し業者を利用する費用をカットできることや、自分の都合に合わせた日時で作業できることなどが考えられます。
しかし、意外な落とし穴があるのが自力引越しです。注意深く準備を進めておかないと、「業者を手配するより料金が高くついた」「引越しが予定通り終わらなかった」「ケガ人が出てしまった」というトラブルを招きかねません。
トラブルを避けるためにも、本当に自力引越しが可能かどうか、以下の点を確認しておきましょう。もし難しいと判断した場合は、潔く引越し業者を手配したほうがいいこともあります。
【車の手配】トラックのレンタルに1~2週間かかるケースも
普通免許(普通自動車第一種免許)を持っているなら、積載量3トン未満までの車の運転が可能です。レンタカーのトラックなどを利用することを考えている場合は、早めの予約が必須。なぜなら、トラックは乗用車に比べて需要が少ないため、最寄の営業所に置いていないことがあるからです。この場合、手配までに1~2週間かかることもあります。
また、転居先の近くで車を返却できるかどうかの確認も必要です。そのほか、レンタルの際は、車代だけでなく、高速道路の料金やガソリン代、場合によっては駐車料金がかかることも考慮しておきましょう。
【搬出・搬入】床や壁にキズをつけないための養生が必要
賃貸物件では、引越し作業中に床や壁などにキズをつけてしまうと、修理費を請求されることも。それを避けるためには養生が必要です。養生用の保護シートやボードの値が張る場合は、古い毛布や段ボールなどの身近なもので代用を。
ちなみに、入口より背の高い家具をくぐらせるときに、床にダンボール敷くと、家具を傾けてもキズがつきにくくなります。また、毛布には大きな家具を乗せて毛布ごと引っ張って移動するという使い方もあります。
【移動時】渋滞の多い道や狭いわき道に注意
「新居までのルートはカーナビがあれば大丈夫」と思いがち。しかし、トラブルを避けるためには、カーナビではわからない「その時間帯に渋滞していないルート」や「ラクに通過できる広めの道路」といった情報も調べておくべきです。
渋滞は時間のロスになりますし、狭いわき道では、慣れない運転でバンやトラックをぶつけてしまうかもしれません。また、屋根つきのトラックや背の高い家具を積んだ車は、風に煽られてバランスを崩しやすくなるので注意が必要です。
【駐車場所】すべての建物に車を横付けできるわけではない
搬出時や搬入時、住宅に必ず車を横付けできるとは限りません。狭い道では長時間駐車しておけないこともありますし、引越しの時間帯に工事などで道が塞がれることもあります。不動産会社や大家に確認しておくといいでしょう。
また、新居・旧居に接した道路が駐車禁止となっているケースがあるかもしれません。そういった場合は、付近の駐車場を探し確保しておくか、駐車許可を取っておく必要があります。
2015年8月6日掲載
出版社勤務を経て、出産を機に独立。雑誌、書籍等で教育や家庭生活をテーマに幅広く取材、執筆。家事セラピストとして、自分らしく気持ちのいい暮らし方を提案。「引越し9回&立ち退き2回」の経験から引越しにも一家言あり。
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