引越しは、新しい生活に胸を躍らせる一方、お金がかかる不安に悩まされるイベントでもあります。
繁忙期はとくに費用がかかるため、以下のようにお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、引越しの繁忙期の時期や相場、閑散期との費用の違いについて解説しています。
また、費用を抑える方法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
引越しの繁忙期は3~4月です。
4月から始まる入学や就職に合わせて、引越しをする人が増えるためです。
引越し業者の需要が高まるため、料金が高くなるというデメリットがあります。
3~4月の平均とほかの月の平均を比較した表が以下です。
| 人数/月 | 3~4月(繁忙期)の平均 | 1~2、5~12月の平均 |
|---|---|---|
| 単身 | 82,111円 | 53,289円 |
| 2人暮らし 夫婦・カップル |
129,764円 | 84,767円 |
| 家族 | 142,977円 | 86,036円 |
※使用しているデータは、2023年8月時点での情報です。当サイトでご紹介した業者にて引越しをされた方の料金データから集計しており、引越し見積もり料金を保証するものではありません。
繁忙期の引越しは、ほかの月の引越しに比べると、引越しを行う人数に関わらず、1.5~1.7倍もの料金がかかります。
費用を抑えたい方は、できるだけ繁忙期を避けることをおすすめします。
また、繁忙期の引越しは、予約を取りにくいという点もデメリットの1つです。
需要が高く、すぐに予約が埋まってしまうため、引越しの予定が決まり次第、早めに予約を取るようにしましょう。
引越しの閑散期や通常期は、以下のとおりです。
閑散期は、引越しのニーズが少ないため、費用を抑えられます。
冬休みや年末年始など、まとまった休みが取りやすいため、引越しの準備をしやすい点もメリットです。
通常期は、通常価格で引越しを行える時期です。
ただし、ゴールデンウィークや秋の編入や転勤に伴い、料金が高くなる恐れもあるため、5月や9~10月の引越しには注意しましょう。引越しの繁忙期の相場は以下のとおりです。
| 人数/月 | 3月 | 4月 | 人数平均 |
|---|---|---|---|
| 単身 | 92,071円 | 72,150円 | 82,111円 |
| 2人暮らし 夫婦・カップル |
148,773円 | 110,754円 | 129,764円 |
| 家族 | 172,026円 | 113,928円 | 142,977円 |
| 月平均 | 137,623円 | 98,944円 | 118,284円 |
※使用しているデータは、2023年8月時点での情報です。当サイトでご紹介した業者にて引越しをされた方の料金データから集計しており、引越し見積もり料金を保証するものではありません。
繁忙期の引越し料金は、平均で約12万円が相場となります。
料金は、荷物の数や移動距離によって多少は前後しますが、平均値として参考にしてください。
また、4月の料金相場は、3月の料金相場に比べると、平均で4万円程安くなります。
繁忙期に引越しをしなければならない場合であっても、3月から4月に予定をずらすことで、費用を安く抑えられます。
閑散期や通常期の相場は以下のとおりです。
| 人数/月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 平均 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 単身 | 57,157円 | 53,620円 | 53,597円 | 52,673円 | 55,733円 | 52,411円 | 51,957円 | 51,373円 | 49,438円 | 54,926円 | 53,289円 |
| 2人暮らし 夫婦・カップル |
88,273円 | 85,029円 | 87,388円 | 81,632円 | 83,764円 | 83,016円 | 82,487円 | 82,458円 | 81,672円 | 91,950円 | 84,767円 |
| 家族 | 84,886円 | 83,022円 | 88,292円 | 89,733円 | 84,904円 | 83,291円 | 82,008円 | 87,176円 | 82,782円 | 94,261円 | 86,036円 |
| 月平均 | 76,772円 | 73,890円 | 76,426円 | 74,679円 | 74,800円 | 72,906円 | 72,151円 | 73,669円 | 71,297円 | 80,379円 | 74,697円 |
※使用しているデータは、2023年8月時点での情報です。当サイトでご紹介した業者にて引越しをされた方の料金データから集計しており、引越し見積もり料金を保証するものではありません。
閑散期や通常期の引越し料金相場は、約7.5万円です。
どの月も大きな差はないため、繁忙期以外の引越しの場合は、時期を気にする必要はないでしょう。
繁忙期の引越しは料金が高くなってしまいますが、少し工夫をすれば、繁忙期でも引越し費用を抑えられます。
繁忙期の引越し費用を抑える具体的な方法は以下のとおりです。
それぞれ解説していますので、ぜひ参考にしてください。
引越しをする場合、早めに業者に依頼しましょう。
早めに予約することで、業者の空き状況がよくなり、割引してもらえるケースがあります。
また、早めの予約で余裕を持ち、複数の業者から見積もりを取ることが可能です。
見積もりを比較することで、最も安い業者やサービス内容に合った業者を選べます。
早めに業者に依頼することで、引越し費用を抑えられるでしょう。
複数の引越し業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
各社が価格競争を行うため、トータルでの引越し費用を削減できます。
また、料金だけでなく、サービス内容も比較できる点もメリットです。
個別に見積もりを受けた際、次に来る業者には、前の業者の見積もりをもとに交渉材料として使用できます。
前の業者の料金とサービスを伝えると、価格を引き下げてもらったり、新しいプランの提案を受けたりできるでしょう。
ズバット引越し比較サービスでは、簡単な手続きで複数の引越し業者の見積もりを比較できます。
時間に余裕がない方も、効率よく引越し業者を選ぶことが可能なため、ぜひ活用してください。
訪問見積もりも引越し費用を抑えるための重要なポイントです。
電話やオンラインでの見積もりも可能ですが、荷物の正確な量を伝えることが難しくなります。
細かな荷物の量を正確に伝えられず、実際に荷物を梱包したときに思っていた量と違い、余分な費用が発生する恐れがあります。
逆に、最初に荷物の量を多く見積もってしまうと、実際に必要な料金を上回る見積もりが出されてしまう事態も考えられるでしょう。
訪問見積もりを利用すると、引越しのプロが直接荷物を確認し、適切な見積もりを算出してくれるため、安心できます。
スタッフと直接コミュニケーションを取ることで、料金を抑えるためのプランや相談ができるのもうれしいポイントです。
スケジュールに余裕がない場合、複数の業者を同時に訪問させ、競合させることでよりよい条件での見積もりをしてもらえる可能性もあります。
引越し費用を抑えるためには、日時の指定をしない方法も重要です。
引越し業者のお届けプランには、以下の種類があります。
引越し費用を抑える場合には、午後便や時間指定なしプランを選ぶことが大切です。
多くの方々が午前中に引越しを完了し、午後を荷解きにあてたいと考えているため、午前便の需要が非常に高くなっています。
ニーズの高い午前便を避けることで、引越し費用の削減につながるでしょう。
大安とは、六曜の中の縁起のよい日で、結婚式や引越しなどの大事な行事をする方が多くなります。
しかし、ニーズが高まる分、引越し業者の予約が埋まりやすく、料金も高くなります。
引越しを行うタイミングにこだわりがない場合は、ほかの日にすることで、引越し費用を抑えられるでしょう。
繁忙期の料金シミュレーションを人数別に解説します。
単身の場合は以下のとおりです。
| 項目 | 内訳 | 相場 |
|---|---|---|
| 引越し費用 | 引越し費用 | 8万円 |
| 賃貸初期費用 | 敷金 | 6万円 |
| 礼金 | 6万円 | |
| 仲介手数料 | 6万円 | |
| 火災保険料 | 1.5万円 | |
| 家具・家電 | 家具 | 5万円 |
| 家電 | 5万円 | |
| 生活用品 | 生活用品 | 1万円 |
| 合計 | 38.5万円 |
家賃6万円の物件をもとに算出しました。
大学の進学を機に一人暮らしを始める場合、約40万円の費用が発生します。
2人暮らしの場合は以下のとおりです。
| 項目 | 内訳 | 相場 |
|---|---|---|
| 引越し費用 | 引越し費用 | 13万円 |
| 賃貸初期費用 | 敷金 | 9万円 |
| 礼金 | 9万円 | |
| 仲介手数料 | 9万円 | |
| 火災保険料 | 2万円 | |
| 家具・家電 | 家具 | 10万円 |
| 家電 | 10万円 | |
| 生活用品 | 生活用品 | 2万円 |
| 合計 | 64万円 |
2人暮らしの引越しの場合は、一人暮らしに比べて荷物の量が増え、部屋数が必要となるため、引越し費用や賃貸の初期費用が高くなります。
家具や家電にそれぞれ10万ずつの予算を設けているため、引越し前の家 から持ち寄ることで、費用を削減できます。
家族の引越しの場合は、以下のとおり です。
| 項目 | 内訳 | 相場 |
|---|---|---|
| 引越し費用 | 引越し費用 | 14万円 |
| 賃貸初期費用 | 敷金 | 10万円 |
| 礼金 | 10万円 | |
| 仲介手数料 | 10万円 | |
| 火災保険料 | 2万円 | |
| 家具・家電 | 家具 | 15万円 |
| 家電 | 15万円 | |
| 生活用品 | 生活用品 | 3万円 |
| 合計 | 79万円 |
家族での引越しの場合は、大人2人と子供1人として算出しています 。
引越し時の荷物や賃貸物件の部屋数にも影響するため、2人暮らしに比べて多めに設定しています。
また、引越しを機に、家具や家電を買い替える方もいるため、多くの費用がかかってしまうでしょう。
費用を抑えるためには、2人暮らしと同様、以前使用していた 家具や家電を持ち込む方法をおすすめします。
新生活には、引越し以外にもさまざまな費用がかかるため、引越し費用以外の新生活の費用を抑える必要があります。
具体的な方法は以下のとおりです。
それぞれのポイントについて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
新生活で一番大きな出費となる賃貸の初期費用を削減することで、新生活にかかる費用を削減できます。
賃貸の契約にかかる初期費用は以下のとおりです。
最近では敷金や礼金のかからない物件も増えています。
また、交渉次第で仲介手数料を下げることも可能です。
賃貸物件を探すときは、初期費用に注目して比較検討しましょう。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
家具や家電を徐々にそろえておくことも新生活の費用を抑える上で重要なポイントです。
新たに生活を始める場合、家具や家電をそろえる必要がありますが、最初から全てそろえようとすると、かなりの出費になります。
冷蔵庫や洗濯機などは必須ですが、実用性の低いものや当面はなくても困らない生活用品もあります。
家具や家電は徐々にそろえていくことで、初期費用を抑えるだけでなく、ムダな出費も防げるでしょう。
また、そろえる際にも、中古品やレンタルを活用することで、初期費用を抑えられます。
新生活は不安も多いため、初期費用を抑え、有事の際に対応できるようにしておきましょう。
初期費用を分割払いすることで、一時的な負担を減らせます。
引越しと賃貸物件の契約、そのほか生活必需品の購入といった新生活にかかる費用は、一度に支払うと大きな金額になります。
分割払いを利用することで、一度にかかる費用を抑え、生活にかかる負担を減らせるでしょう。
ただし、分割払いはクレジットカードやローンなどの方法がありますが、利息や手数料が発生する場合もあるため、注意が必要です。
また、分割払いをする場合は、毎月の返済額が予算内に収まるように計画的に行いましょう。
引越し費用は荷物の量によっても増減します。
断捨離は荷物を減らしながら片付けをできるため、引越し費用を抑えたい方にぴったりの方法です。
また不用品を売却することで、売上金を新生活の資金にできます。
引越しの日程が決まったら、まずは断捨離を行いましょう。
ガスや電気を自分で契約することも、初期費用を抑える際に重要なポイントです。
ガスや電気は、不動産会社が勧めるままに契約してしまうと、割高になる可能性があります。
特定のガスや電力会社と提携している不動産の場合、利益のためにガスや電力会社を勧めてくるため、割高な業者である恐れも考えられます。
損をしないためにも、自分でガス会社や電力会社の料金表を見たうえで契約するようにしましょう。
繁忙期の引越しは、費用が高くなってしまいます。
できれば避けたいものですが、どうしても繁忙期に引越しをしなければならない方もいるでしょう。
しかし、少しの工夫を凝らすことで、引越し費用を抑えられます。
また、荷物を運ぶだけではなく、賃貸物件や生活必需品に目を向けることで、費用をより抑えられるでしょう。
本記事で紹介した費用相場や費用を抑えるコツを参考に、一度にかかるお金をできるだけ抑え、余裕を持った新生活を送りましょう。
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