家にいる子供やペット、離れて暮らす親。
監視カメラやスマホで、安否を確認!

ガイド:下玉利 尚明

監視カメラの市場が広がっています。富士通経済の発表によると、市場規模が383億円だった2014年に比べ、2018年は546億円と142.6%の成長が予測されています。身近なところでも、ホームセンターなどで一般家庭用の監視カメラを目にする機会が増えていると感じます。以前は警備会社と契約して設置していた監視カメラが、インターネットの普及によって、自宅に設置した監視カメラの映像を外からスマートフォンで確認できるシステムが、安価に構築できるようになりました。
しかし、監視カメラの使い道は、防犯だけではありません。子供の帰宅をカメラで確認したり、留守番をしているペットの様子を見たりといった活用方法も広がっています。日常的に役立つのなら、多少コストを掛けて導入しても良いのではないでしょうか?

新築したばかりの家、あるいは引っ越しをして間もない家は、泥棒に狙われやすいといわれています。その対策のひとつとして、監視カメラの設置があります。玄関先に監視カメラを設置すれば、泥棒を入りにくくできます。しかし、「それだけで監視カメラをつけるにはお金がかかりすぎる」とためらう気持ちがあるかもしれません。ところが、監視カメラは防犯以外の用途でも活用できますし、うまく使えば、コストを掛けずに導入することもできます。

子供の帰宅確認、ペットの様子確認、親の安否確認。防犯だけではない監視カメラの活用法

かつて自宅に監視カメラをつけるには、警備会社と契約したり、録画システムを導入したりと大掛かりなものになりがちでした。しかし最近は、インターネットと接続して、スマートフォンから映像を確認できる、一般家庭向けの簡易型監視カメラが普及しています。その設置目的は、もちろん防犯です。カメラが撮影している指定したエリアで何らかの動きが検知されたら、自動で録画を開始し、家の住人に通知するといった機能を持っています。

また、玄関だけでなく、室内に取り付けるタイプのカメラもあります。これらには、防犯だけでなく、さまざまな活用方法があります。

子供の帰宅確認

玄関の内側に設置すれば、子供が学校や塾から帰宅したときに、ドアと人の動きを監視カメラが検知して、親にメッセージを送信。いつ帰宅したかを確認できます。

ペットの様子確認

日中、家にはペットしかいないという人は、外にいるときでも、ペットの様子が気になるかもしれません。そんなときは、スマートフォンのアプリで、部屋に設置した監視カメラにアクセスすれば、カメラの映像からペットの様子を確認できます。

離れて暮らす親の安否確認

年老いた両親と離れて暮らしている人は、定期的に電話をして安否を確認することも多いのでは?しかし電話は、相手が受話器を取らないと応答できません。親が電話に出ないときは「単に外出しているだけだろうか?」「家で倒れていたりしないか」と心配になります。そんなときも、スマートフォンのアプリで監視カメラにアクセスすれば、親の家の様子を確認できます。

また、監視カメラを通してスマートフォンと会話ができる機能を持つ製品もあります。日頃から会話をして安否確認に使っていれば、振り込め詐欺の防止も期待できるでしょう。

旅行中に自宅の様子を確認

旅の途中、「自宅は無事か」と気になることも珍しくはありません。そんなときも、スマートフォンのアプリから監視カメラにアクセスして、家の様子を確認できます。

手軽に始められる2つの方法

今回は工事や定額料金が不要、あるいはかかっても低料金で使える監視カメラのシステムを紹介します。

専用のネットワークカメラの機能

インターネットに繋がるカメラは「ネットワークカメラ」「IP監視カメラ」などといわれています。家の外から、パソコン、もしくはスマートフォンを使って映像を確認できます。

CS-W70HD

このタイプの製品は、主に次のような機能を持っています。

  • ・監視エリアで何らかの動きがあると、自動的に録画を開始する
  • ・録画データは、SDカードなどに保存できる
  • ・スマートフォンのアプリからアクセスして、外から家の中の様子を映像で見られる
  • ・マイクやスピーカーが付属している製品は、外からスマートフォンと監視カメラを通して会話ができる
  • ・首振り機能がある製品は、外のスマートフォンからカメラの向きを変えられる
  • ・人感センサーやドアの開閉センサーなどとの連携機能があれば、人の体温などを検知して録画を始める
  • ・赤外線LED搭載していれば、夜間でも録画が可能
■商品の例
メーカー 商品名 URL
パナソニック ホームネットワーク システム
KX-HJC200K-W
詳しく知りたい方はこちら
プラネックス
コミュニケーションズ
カメラ一発!
CS-W70HD
詳しく知りたい方はこちら

なおネットワークカメラには、さまざまな製品があり、機能もそれぞれに異なります。1万円前後の低価格な製品だと機能が少なく、5万円を超えるような高価な製品になると機能も増えます。首振り機能を備えていないネットワークカメラもありますので、ご注意ください。

古いスマホをネットワークカメラとして活用

古いスマートフォンを三脚などで固定し、監視カメラとして活用する方法で、監視カメラ機能を持つアプリをインストールして使います。家の外からは、もう1台のスマートフォンを使って、アクセスします。

このタイプのアプリは、主に次のような機能を持っています。

  • ・監視エリアで何らかの動きがあると、自動的に録画を開始する
  • ・持ち歩いているスマートフォンからアクセスして、外から家の中の様子を見られる
  • ・録画した写真や動画を、クラウドにアップロードできる
■アプリの例
アプリ名 URL 対応OS
スマートホームセキュリティ
WardenCam
Android版はこちら
iOS版はこちら
Android
iOS

なお、ネットワークカメラとスマートフォンとでは、それぞれ一長一短があり、使いたい人のニーズに合わせて選べばよいでしょう。例えば、カメラの向きを変える首振り機能は、スマートフォンのアプリにはありません。その機能が必要であれば、ネットワークカメラを選びましょう。

このように、ネットワークカメラや古いスマートフォンを活用すれば、手軽に監視カメラシステムを構築して、子供や親、ペットの様子を確認したりするなど、日常的に役立てることができます。

「泥棒なんて、そうそう入るわけではないし」「そのためだけに監視カメラは大袈裟かも」と思われるかもしれませんが、防犯以外にもさまざまな活用ができる点を考慮すると、意外に安い買い物かもしれません。

もし、これらの機能を使っても「やっぱりセキュリティが心配」という場合は、警備会社が提供するホームセキュリティサービスを利用するとよいでしょう。

ホームセキュリティについて、詳しく知りたい方はこちら

2016年2月5日掲載

ガイドプロフィール
下玉利 尚明(しもたまり・たかあき)
ジャーナリスト/株式会社タンクフル 代表取締役

株式会社タンクフルの代表取締役兼ジャーナリスト。引越しサイトの企画・制作に深く携わり、マーケット、流通といったマクロの側面から引越しを語ることができる稀有な存在。

引越し見積もりを複数社へ依頼

1回の入力で最大12社に一括見積もり!
引越し業者と直接相談・交渉することで、一番安い引越し業者が見つかる!

ライフラインの手続きを依頼

「Smyb引越し手続き」は、電気・ガス・水道などの手続きが一括でできる!
引越し手続きをまとめてカンタンに!

無料 一括手続きを依頼する

このページを読んだ人は次のページも読んでいます

そのほかのおすすめコンテンツ

注目のタグ一覧

疑問・解決 申請・変更 マナー チェックポイント 基礎知識 注意事項 子供 準備 引越しプラン サービス 防犯・防災
ページトップ