業者探しの前にチェック!引越し見積もりの流れと知っておきたい基礎知識

ガイド:吉田 章

引越し料金は荷物量や距離により様々なので、個人個人に合わせて見積もりを行う必要があります。今回は、訪問による見積もりが必要な場合の対応方法や、見積もりを依頼する際の流れ、注意点などについて解説します。

引越し業者に依頼をするには、まず見積もりを取る必要があります。スムーズに引越しを終わらせるためには計画的に進めることが大切。まずは見積もりの流れを確認しておきましょう。

ここでは、見積もりの流れや見積もりのよくある疑問について、詳しく解説しています。

業者探しの前にチェック!引越し見積もりの流れと知っておきたい基礎知識

押さえておきたい引越し見積もりの流れ

引越し見積もりの流れについて、訪問見積もりなしの場合とありの場合、それぞれの流れを詳しく解説します。

訪問見積もりなしの場合

訪問見積もりをせず、WEBや電話、メールなどで見積もりを出してもらう方法。単身者の引越しなど、荷物の少ない引越しの場合は、訪問なしで見積もりを出してもらえる場合が多いです。

見積もり依頼

まずは見積もりの依頼をします。業者のホームページに用意されている見積もり依頼フォームに必要事項を入力して、業者からの連絡を待ちます。また、業者の代表電話に直接電話をかけるという方法もあります。

見積もり依頼をする際には、氏名や電話番号などのほか、新居の住所、大まかな荷物の量、引越し希望日時などを伝える必要があるため事前に準備しておきましょう。

見積額の提示・契約

業者から見積額が提示されます。金額とサービス内容に納得できれば、そのまま契約となります。訪問見積もりなしの場合は、電話やメールのみで契約をすることが可能ですが、トラブルが発生しないよう文面で残しておくのがおすすめです。

訪問見積もりありの場合

次に、訪問見積もりをする場合の流れについて解説します。単身者の場合は訪問なしで見積もりを出してもらうことができますが、家族の引越しの場合は、正確な見積もりを出してもらうために訪問見積もりをしてもらうと安心です。

見積もり依頼

引越し業者の公式サイトにある、訪問見積もりの依頼フォームから見積もり依頼をします。氏名や電話番号、訪問見積もりの希望日時、大まかな荷物の量などを入力すると、業者から電話やメールなどで連絡がきます。

引越しの繁忙期や土日などは訪問見積もりの予約が取りづらい可能性があるため、できるだけ早めに申し込みをしておくことをおすすめします。

訪問見積もり

約束の日時に業者のスタッフが自宅に訪れます。特別綺麗に掃除をしておく必要はありませんが、荷物を確認しやすいように、ある程度整理整頓しておくとスムーズです。

見積額の提示・契約

訪問見積もりの場合は、その場で見積額が提示されることがほとんど。業者のスタッフと直接やりとりができるため、疑問点や不明点があったらその場で確認しておくのがおすすめです。

金額とサービス内容に納得した場合はその場で契約することもできますが、他の業者と比較検討したい場合は、その旨をはっきりと伝えるようにしましょう。

訪問見積もり当日の流れ

当日は、約束した時間に業者のスタッフがやってきます。簡単な挨拶を済ませたら、早速荷物の確認。全ての部屋を一箇所ずつチェックしていきます。引き出しを一つ一つ開けることはありませんが、クローゼットの中はチェックすることが多いようです。

庭や物置はチェック忘れが最も多い場所。約束の時間までに、どこをチェックしてもらうかを確認しておくと良いですね。

荷物の確認が終わったら、料金を計算し、見積書を作成します。見積書をチェックする際は、金額だけでなく、サービス内容なども細かく確認するようにしましょう。

引越し業者の見積もりに関する基礎知識

引越し業者に見積もりを依頼する前に、知っておきたい基礎知識をQ&A方式で解説します。

見積もりを取る方法は?

見積もりを取る方法は、訪問見積もりをするかしないかで大きく2つに分けられます。

先にもご説明した通り、単身者の場合は訪問見積もりをしなくても良いという業者がほとんどですが、家族での引越しの場合は訪問見積もりが必要となります。

訪問見積もりをしない場合は、電話やメールのほか、最近ではチャットアプリやビデオ通話を使った見積もり方法もあります。

また、引越し一括見積もりサービスを利用すれば、一度で複数の業者の見積もりを取ることができるため、とても便利です。

見積もりを取るタイミングは?

引越しの見積もりは、引越し希望日の2週間~1ヶ月前に取っておくと安心です。業者の空き状況によっては、見積もりを取った翌日に引越しができる場合もありますが、早めに準備をしておくに越したことはありません。

3~4月は、引越しの繁忙期といわれる時期。引越しの依頼が集中して希望日に予約が取れなくなる恐れがあるため、繁忙期の引越しをお考えの方はできるだけ早く見積もり依頼をすると良いでしょう。

いくらかかる?

引越し見積もりには費用はかかりません。どの業者も、見積もり後契約するしないにかかわらず無料で見積もりを出してくれます。

業者によっては、見積もり依頼をすることで、引越し料金が割引になったり、プレゼントがもらえたりすることもあります。

一社だけで良いの?

できるだけ安く引っ越したい、サービスの良い業者に依頼したいという場合は、できれば3~4社見積もりを取るのがおすすめ。一社だけでは比較することができないため、提示された金額が妥当な金額なのか、サービス内容は充実しているかなどを判断することができないからです。

また、数社の見積もりを比較することで、今回の引越しの相場を知ることができ、業者選びの材料のひとつになります。

事前準備は必要?

見積もりの際は、荷物の量によって手配するトラックのサイズや料金を決めるため、新居に持っていく荷物を大まかに把握しておく必要があります。

普段使っていないものなども一度チェックして、当日までに処分する物を仕分けておくと良いでしょう。

少しでも安くするには?

見積額を少しでも安くするためにまずできることは、荷物の量を減らすことです。荷物の量を減らせば、その分手配するトラックのサイズを小さくしたり、人件費を削減したりすることができます。

また、値引き交渉をするというのも一つの手です。もし相見積もりを取った他の業者がより低い見積額を提示している場合は、その金額を伝えて、この金額まで下げることはできないかと掛け合ってみる方法もあります。

業者に確認しておくべきことは?

見積もり額を提示され、そのまま契約をした場合、次に引越し業者と対面するのは引越し当日です。そのため、わからないことがあればなんでも質問しておきましょう。

梱包用のダンボールはもらえるのか、料金はいつどうやって支払うのか、荷造りはどこまでやっておくべきかなど、当日トラブルに発展しないように、細かいところも確認しておくと安心です。

訪問の場合、お茶は出した方が良い?

業者のスタッフを自宅に招くことになりますが、お茶やお菓子を用意してもてなす必要はありません。

どうしても用意したいという場合は、その場で飲まなくても持ち帰ることができる、ペットボトルのお茶などを用意しておくと良いでしょう。

強引な勧誘はある?

訪問見積もりをすると、強引な勧誘がありそのまま契約させられると考えている方も多いのではないでしょうか。引越し業者は契約につなげたいという気持ちがありますから、多少の勧誘はあります。人によっては、押しが強いと感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、まだ検討したいという場合はその旨を伝えれば問題ありません。他の業者と比較したい、予算より料金が高いなど、検討したい理由をはっきりと伝えましょう。

女性の一人暮らしの場合は女性に来てもらえる?

業者によっては、女性のスタッフに対応してもらえる場合があるため、見積もり依頼時にその希望を伝えてみましょう。見積もりだけでなく、引越し作業についても女性スタッフのみで対応してくれる業者があります。

便利な引越し一括見積もりサービスとは

引越し一括見積もりサービスとは、無料で複数の業者に見積もり依頼ができるサービスです。ここでは、そのサービス内容やメリットなど詳しく解説します。

利用方法

一括見積もりサイトの入力フォームから、氏名、電話番号、メールアドレス、現在の住所、新居の住所、荷物の量、必要なオプションサービスなどを入力。見積もり依頼が完了すると、メールや電話で各引越し業者から見積額が提示されるというシステムです。

単身者の引越しも、家族の引越しも、一括見積もりサービスを利用することができます。

利用するメリット

最大のメリットは、手軽に複数社の見積もりを取ることができるということ。比較検討して一番良い業者を選びたいと思っても、それぞれに見積もり依頼をするのはとても手間がかかります。

また、複数の業者に全く同じ条件で見積もり依頼をすることで、料金の相場を知ることも可能。最安値の業者に依頼したい、サービスが充実した業者に依頼したいなど、比較することで希望に沿った業者を選ぶことができます。

さらに一括見積もりサイトを利用することで、引越し料金が割引されたり、プレゼントがもらえたりする場合も。誰でも無料で利用することができるので、とてもお得ですね。

業者をじっくり比較したいという方は、できるだけ早めに一括見積もり依頼をすることをおすすめします。

利用時の注意点

より効率的に一括見積もりをするためには、事前の準備が大切です。引越しの予算や、荷物の量をきちんと把握しておくことはもちろん、どんなサービスが必要かを事前に考えて伝えられるようにしておかないと、正しい金額を出してもらうことができません。

また、比較したいからといってあまりに業者の数を増やしてしまうと、その後のやりとりが大変です。最大でも見積もりを取るのは10社程度と考えておきましょう。

引越しは計画的に!大まかな流れをチェック

スムーズに引越しを終えるためには、事前準備が鍵となります。計画的に進めるために、見積もりを取るところから、引越し後の各種手続きまでの大まかな流れをチェックしてみましょう。

1. 引越し業者を探して見積もりを取る

新居が決まったら、次に引越し業者を探して見積もりを取ります。

すでに依頼したい業者が決まっている場合は、業者のホームページから見積もり依頼をしましょう。まだどの業者に依頼すれば良いか迷っているという場合は、一括見積もりサイトを利用するのがおすすめです。

業者を探す際は、価格やサービス内容で比較することはもちろん、実際にその業者を利用して引越しをした方の口コミ評判をチェックすると良いでしょう。

2. 荷造りをする

業者との契約が済んだら、荷造りをスタートします。一般的には引越し当日の1~2週間前頃から荷造りを始める方が多いようですが、荷物が多い家族の引越しの場合はできるだけ早くから手をつけておくと安心です。

万が一当日までに荷造りが終わらない時は、間に合わないとわかった時点で業者に連絡をします。業者に空きがあれば、引越し日をずらしたり、追加料金を支払って荷造りからお願いできるプランに変更できたりする可能性もあります。

3. 旧住所での各種手続き

引越し当日までに、各種手続きが必要です。

電気・ガス・水道などのライフラインの手続き、インターネットの手続き、転出届など役所で行う手続き、郵便物の転送手続き、粗大ゴミの回収依頼など、たくさんやることがあるので、いつまでに何を終わらせておくべきかカレンダーなどに書き込んでおくと良いでしょう。

特にインターネットの手続きなどは時間がかかる場合があるので注意が必要です。

4. 引越し当日

引越し当日は、旧居で荷物の搬出を行い、新居へと移動して荷物を搬入します。業者が到着する時間までには荷造りを完了しておくようにしましょう。

荷物を搬出し終わったら、掃除をして新居へと向かいます。近隣への挨拶は引越し当日にできるよう、手土産などは事前に準備しておくと良いです。

また、引越し前日までには、新居の鍵を受け取る、冷蔵庫の中身を空にして水抜きをする、電化製品のコードをまとめておくなど、荷造り以外にも細かな準備が必要なのでやるべきことをチェックリストにしておくのがおすすめです。

5. 新住所での各種手続き

旧居で行ったのと同じように、ライフラインの手続きや転入届など役所で行う手続きをしなければいけません。期限が決められているものもあるため、計画的に行いましょう。

また新居でスムーズに生活をスタートさせるために、引越しから2週間以内には全ての荷ほどきを終わらせられると良いですね。

2021年2月18日掲載

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ガイドプロフィール
吉田 章(よしだ・あきら)
株式会社ウェブクルー 引越し関連サイト 営業担当

株式会社ウェブクルーが運営する引越し関連サイトの営業担当者。引越しに関する造詣の深さを活かし、営業担当として活躍中。

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