引越し業者は頼まないとダメ?自力引越しのメリットとデメリット
引越し業者に頼まずに引越しをするメリット・デメリット、自力で引越しをする際にやるべきことなどを詳しくまとめました。業者を頼まずに引越しをしようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
荷物が少ない、お金をかけたくないという理由から、引越し業者に頼まずに自力で引越しをしようと考える方も多いでしょう。
ここでは、引越し業者に頼まずに引越しをするメリット・デメリット、自力で引越しをする際にやるべきことなどを詳しくまとめました。業者を頼まずに引越しをしようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
引越し業者を頼まないメリットとデメリット
引越しをするとなったら、多くの人が引越し業者に依頼をします。
しかし、場合によっては業者に依頼せずに自力で引越しをする方がメリットが多いことも。まずは、引越し業者に頼まずに引越しをするメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット
最も大きなメリットは、費用が抑えられるという点です。引越し業者に頼めば少なくとも数万円はかかりますが、自力で引越しをすればその費用を節約することができます。
また、引越し業者に依頼をすると、業者の空き状況によって希望日に引越しができないことがあります。一方自分で引越しをするなら、スケジュールは思い通り。予約が埋まりやすい土日祝日や、繁忙期といわれる3~4月でも、好きな時に引越しをすることができます。
デメリット
業者なしの引越しで一番心配なのが、家具や家電、床や壁などの破損です。いわずもがな、引越し業者は引越しのプロ。狭い部屋でも大きな家具などを運び出すノウハウを持っていますが、自力で引越しをする際は、家具や家電の搬出・搬入をすべて自身で行う必要があります。
自分の持ち物であれば、最悪の場合、壊れてしまってもしょうがないものと諦めることができるかもしれません。しかし、万が一賃貸物件の床や壁を傷つけてしまったら、修繕費を請求されることがあります。
また、レンタカーやダンボールなどの梱包材の手配なども準備にも多少手間がかかります。
引越し業者を頼むべき人の特徴
引越し業者に依頼をした方が良い人の特徴について解説しています。自分で引越しをするか、業者を頼むべきか悩んでいる人は必見です。
物件の規約で決められている
自力での引越しを検討している場合、まず確認したいのが物件の規約です。物件によっては、破損や事故などのリスクを考えて、自力での引越しが禁止されていることがあります。特にマンションは制約がある場合が多いため、注意が必要です。
また、引越しの際は駐車場やエレベーターを利用するため、少なからず他の住人に迷惑をかけてしまうことになります。事前に申請書の提出が必要な場合もあるため、まずは物件規約を確認してみましょう。
荷物が多い
家族の引越しはもちろん、単身の方でも荷物が多い方は自力引越しには向いていません。目安としてダンボールが15箱以上になってしまう場合は、引越し業者への依頼を検討した方が良いでしょう。
どうしても自力で引越しをしたいという方は、引越しを機に断捨離をするという手もあります。必要最低限の荷物だけを残し、新居で新しい生活をスタートさせるのも良いですね。荷物は少なければ少ないほど、荷造り、搬出・搬入、荷ほどきが楽になります。
大型の家具や家電が多い
ベッド、ソファ、洗濯機、冷蔵庫など、大型の家具や家電が複数ある場合は、引越し業者に依頼をした方が良いでしょう。
手伝ってくれる人がいるにしても、破損や事故の危険性があるため、自力での引越しは諦めるのが無難。また、大型の家具や家電がたくさんあると、レンタルする車のサイズも大きな物を選ばなければならず、その分費用がかさみます。
運転に慣れていない
普段あまり運転をしないという方は、車を使った引越しは危険。慣れない運転は事故を引き起こす原因になります。さらに、乗り慣れていない車を運転しなければいけないということも、考慮しなければいけません。
少しでも運転に不安がある方は、運転が得意な人に手伝ってもらうか、引越し業者に依頼をすることをおすすめします。
引越しを手伝ってくれる人がいない
荷物の量にもよりますが、たった一人で引越しをするのはとても大変です。特にマンションなどの引越しの場合、階段やエレベーターを使って、部屋とトラックを何往復もしなければいけません。自力で引越しをする際は、2~4人程度作業できる人がいるとスムーズです。
また、外に車を停めて作業する場合、万が一邪魔になった時にすぐに移動できるように一人は車で待機しておくと安心。何か不慮の事態が起こった時にも、数人いればすぐに対応できます。
自力で引越しをする際にやるべきこと一覧
引越し業者に依頼せずに引越しをする際は、自分で準備しなければいけないことがいくつかあります。
計画を立てる
自力での引越しは、すべて自分の思い通りにスケジュールを組むことができます。だからといって行き当たりばったりに行動していると、当日になってトラブルが発生したり、思うように作業が進まなかったりすることも。
そうならないためにも、まずは計画を立てることが大切です。いつまでに何をすれば良いのか、当日はどのようなスケジュールで動くか、細かく計画を立てておきましょう。
引越しには思わぬトラブルがつきもの。慌てないように、時間に余裕を持って計画を立てておくと安心です。
レンタカーを手配する
現在の住まいから新居に荷物を運ぶためには、車が必要です。車を持っていない方は、レンタカーを手配しなければいけません。また、自家用車があったとしても荷物が積みきれない場合は、レンタカーを使って引越しをすることになるでしょう。
荷物が少ない場合は軽トラックやワンボックスバン、荷物が多い場合は2tトラックのレンタルがおすすめ。引越しの繁忙期はレンタカー会社も申し込みが増えている可能性があるため、できるだけ早めに予約をしておきましょう。
また、レンタカーの予約が完了したら、引越し当日のトラックの駐車場所を確認しておく必要があります。
友人や家族に手伝いを依頼する
よっぽど荷物が少ない場合以外は、一人だけで引越しをするのはとても大変です。友人や家族に手伝ってもらいたいと考えているなら、引越しのスケジュールが決まり次第、協力を依頼しましょう。
後々関係にひびが入ることがないよう、作業時間や手伝ってもらいたい内容は早めに、正確に連絡しておくことが大切です。
荷造り・梱包
引越し業者に依頼する場合と同じく、当日までに梱包作業を行わなければいけません。さらにダンボールなどの梱包材も自分自身で手配しなければいけないことを頭に入れておきましょう。
自分や家族以外の人に引越しを手伝ってもらう場合は、どこに何が入っているかがわかるようにダンボールに内容を書いておくと、新居での荷物の運び込みや荷ほどきがスムーズに進みます。
業者を使わずに引越しをする際の運搬のコツ
冷蔵庫や洗濯機など、大きな荷物を運ぶ時のコツをご紹介します。
引越し業者のスタッフは大きな荷物を運ぶことに慣れていますが、慣れていない人がそれを行うと、事故や怪我につながる危険があります。業者によっては大型の家具や家電だけ運んでくれるプランもあるため、少しでも不安がある方は依頼を検討してみてください。
冷蔵庫
冷蔵庫を運ぶ際は、まず毛布や梱包材などで全体を包みます。そうすることで、万が一落としたりぶつけたりしてしまった際にも、破損を防ぐことができます。
小さなサイズの冷蔵庫でも、運搬は必ず2人以上で行いましょう。中に溜まっている水が漏れないように、できるだけ縦にしたまま運びます。特に階段などでは下にいる人がより重く感じるため、一段一段慎重に運んでください。
洗濯機
洗濯機も、基本的には冷蔵庫と同じようなやり方で運びます。毛布などで全体を包み、2人以上で運びましょう。横向きにしてしまうと、故障や破損の原因になるため、できるだけ傾けず水平な状態で運ぶのが理想的です。
特にドラム式の洗濯機は、重量があるため注意が必要。また振動にも弱いため慎重に運ばなければいけません。
エアコン
まず、エアコンの取り外し・取り付け工事は専門の業者に依頼しましょう。エアコン工事は作業工程が複雑で、知識のない人が作業を行うと、最悪の場合エアコンの故障や破損などが起こってしまう危険性があります。
取り外してもらったエアコンの本体は、緩衝材で梱包します。エアコンの重量にもよりますが、1~2人で運びましょう。
一方室外機は、30~40kgの重さがあるため、必ず2人以上必要です。横倒しにするとオイル漏れの危険があるため、緩衝材で包み、立てた状態のまま慎重に運びます。
ベッド
組み立て式のベッドであれば、一度解体して運び出すのがおすすめです。事前に解体しておけば、当日はそれぞれの部品を分けて運べば良いので、重量も軽く、破損などの心配もありません。
また折りたたみ式のベッドは、折りたたんでコンパクトな状態にして運びましょう。折りたたみ式とはいえ重量があるため、2人以上いると安心です。
一方解体できないベッドの場合は、そのままのサイズで運ばなければいけないため、廊下や階段など狭い場所を通る時は注意が必要です。ドアや通路を通れるかどうかを事前に確認しておきましょう。
布団
布団は折りたたんで、布団袋に入れた状態で運ぶのが基本です。布団袋は、布団を購入したときの付属品やホームセンターなどで購入したものを使用します。
布団袋で布団を梱包するときは、袋いっぱいに詰めると運んでいるときに破れてしまう恐れがあります。布団袋に多少のゆとりを持たせましょう。ちなみに、布団袋はトラックへ積み込んだときに、ほかの荷物が動かないよう固定するために使われることがあります。
また、布団圧縮袋のように、布団の空気を押し出して、布団の厚みを減らせる布団袋もあります。布団の持ち運びが楽になりますが、羽毛布団など布団の種類によっては厚みが元に戻らなくなる場合もあるので、事前に説明書をよく読んで使用してください。
引越し後、布団を布団袋の中に入れたままにしておくと、中でカビが生える恐れがあります。面倒でも袋から出し、布団へ風を通しましょう。
自力で運びきれない家具や家電の処分方法
自力で運びきれない大きな家具や家電は、引越し前に処分しなければいけません。ここでは不要品を処分する3つの方法をご紹介します。
粗大ゴミとして自治体に処分を依頼する
ほとんどの自治体で、ベッドと布団は粗大ゴミに分類されているので、自治体ごとの粗大ゴミを処分するルールに従って処分することができます。処分する前に自治体の担当係へ連絡して、サイズなどを伝えて、決められた金額の粗大ゴミシールを購入し、回収日に家の前や指定場所に運び出します。自治体によって金額は異なりますが、シングルベッドであれば千円前後が相場です。多くの自治体で、ウェブサイトに料金を掲示しているので、事前に確認しておきましょう。
布団の場合、粗大ゴミとして処分する以外に、細かく裁断すれば可燃物として処分してくれる自治体もあります。しかし、処分のときに布団の裁断を禁じている自治体もあるので、事前に連絡して、適切な処分方法を確認してください。
粗大ゴミの回収業者に処分を依頼する
引越しの繁忙期となる3~4月は粗大ゴミの申込みが多く、申請が遅いと、引越しまでに処分できないことがあります。また、ベッドが大きすぎて運び出せず、指定場所に出すことができないこともあるでしょう。そういった場合は、粗大ゴミの回収業者に依頼することになります。
粗大ゴミの回収業者に依頼した場合、自治体に処分を依頼するよりも料金は高くなりますが、依頼者の都合に良い時間を指定でき、ベッドの運び出しも業者が行ってくれます。料金は業者によって大きく異なるので、複数の業者に連絡して見積もりを出してもらいましょう。
回収業者のウェブサイトを見て依頼するときは、行政から発行される「廃棄物収集運搬業」の許可番号を確認してから依頼しましょう。許可番号がない回収業者は、粗大ゴミや産業廃棄物の処理ができない、違法な業者の可能性があります。
引越し業者に処分を依頼する
引越し業者によっては、引越しと一緒に粗大ゴミの回収を請け負っているところもあります。引越し業者に粗大ゴミの処分を依頼した場合は、引越しとは別にオプション料金が発生します。
布団やベッドは、引越しの当日まで使うものなので、引越しと同時という絶好のタイミングで処分することができます。また、自治体や回収業者に別途連絡する手間を省くこともできます。ただし、引越し当日になって処分を依頼しても引き取ってはもらえません。見積もりのときに引越し当日に引き取ってもらえるように依頼してください。
引越し業者に依頼すると、見積もりと一緒に依頼できる上に、引越しの作業と一緒に行ってくれるというメリットがあります。回収業者のほうが割安だったとしても、利便性では引越し業者のほうが優れているといえます。
2021年3月2日掲載
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株式会社ウェブクルーが運営する引越し関連サイトの営業担当者。引越しに関する造詣の深さを活かし、営業担当として活躍中。
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