引越し業者の荷物一時預かりサービスを解説!トランクルームとどっちがおすすめ?

ガイド:吉田 章

家の建替えでしばらく仮住まいに移らないといけない、転居先が決まらないけど、今住んでいるところを出なくてはいけないなどの場合、荷物を一時的に預かってもらう場所が必要になってきます。貸しコンテナや実家などに一時保管する方法も考えられますが、探す手間や運ぶ手間がかかってしまい、効率的ではありません。そのような場合は、引越し業者が提供する荷物の一時預かりサービスを利用してみることをおすすめします。引越し作業と同時に依頼できるので、無駄な時間を使わずに済みますよ。

自宅の建替えなどで、家財道具一式を仮住まいに収めるのが難しいときに重宝するのが、引越し業者が提供する荷物の一時預かりサービスです。今回は、引越しの際の荷物の一時保管について説明していきます。

引越し業者の荷物一時預かりサービスを解説!トランクルームとどっちがおすすめ?

引越しの荷物一時預かりサービスとは

まずは、荷物一時預かりサービスについて詳しく解説します。利用してみたいけどどんなものかわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

こんな時におすすめ

引越しをする際、まだ前居住者がいて荷物を転居先に運び込むことができない、転居先は仮住まいなので、運び込む荷物は必要な分だけにしたいといったケースがあります。また、スケジュール調整がうまくいかず、退去から入居まで期間が空いてしまうということもあるでしょう。

そんなときに利用したいサービスが、引越し業者の「荷物一時預かりサービス」です。自分で貸しコンテナを探すのもひとつの手ではありますが、引越し業者にまとめて依頼した方が作業や手続きはグンと楽になります。

引越しの作業と荷物の一時預かりがパックになっていて、さらに便利な場合もあるので見積もり時に確認してみましょう。

利用するメリットとデメリット

引越し業者による荷物一時預かりサービスの1番のメリットは、手続きが簡単ということです。

ほかにも、トランクルームなど荷物を預かってもらえるサービスはありますが、預け先を探して契約をしてという作業を行わなければいけないため、時間も手間もかかります。引越しを依頼する業者によるサービスを利用してしまえば、別途契約する必要はありません。

また、業者によっては荷物を無料で預かってもらえる場合もあるため、そういう業者に依頼することができれば金銭面での負担も軽減することができます。

一方で、保管を断られてしまうものが多いといデメリットも。ピアノやバイクなどの大型もの、扱いがデリケートな美術品などは保管してもらえない可能性もあります。

さらに、保管中は基本的に荷物を出し入れすることができません。そのため、数ヶ月~年単位での利用を考えている方は、別の預け先を探した方が良いという場合もあります。

利用の流れ

依頼する引越し業者が提供している荷物預かりサービスを利用する場合は、見積もり時にその旨を伝えるようにしましょう。業者によっては荷物の預かりサービスがない場合もあるため、業者を探す際に確認しておくと安心です。

また、預ける期間や荷物の量・内容によって、利用方法が変わることがあります。詳細は依頼する業者に問い合わせてみてください。

費用

荷物預かりにかかる費用は業者によって異なりますが、引越し費用にプラス1.5~3万円程度支払うことが多いようです。これは、預ける荷物の量や期間によっても異なります。

また、なかには引越しプランに料金が含まれているため、別途費用が必要ない場合も。費用を抑えたいという方は、そのようなプランを選ぶのがおすすめです。ただし繁忙期など、申し込みが多い時期は予約ができない可能性もあるため、早めに問い合わせてみましょう。

業者ごとのサービス内容

引越し業者による荷物一時預かりサービスは、業者によって料金が異なるのはもちろんのこと、トランクルームかコンテナかというように、預かる施設やスペース、預かり期間にも差があります。

たとえば、日本通運では、建替えの際の仮住まいへの引越しとその期間中の家財道具の保管に加えて、工事が終わった新居への引越しを一括した引越しプランがあります。

現在の住まいを建替えるときは、引越しとのパックプランが便利ですし、現在の住居を引き払わなくてはならないが、転居先が未定といった場合は、一時預かりサービス単体の方が便利かもしれません。状況に応じて適切な荷物の一時預かりサービスを提供する引越し業者を選ぶといいでしょう。

トランクルームの専門会社に荷物を預ける

引越し業者が提供している荷物一時預かりサービスのほか、トランクルームの専門会社に預けるという手もあります。引越し業者とトランクルーム、どちらを利用するか悩んでいるという方は、比較の参考にしてみてください。

メリットとデメリット

住まいの建て替えや一時的な転勤など、比較的長い期間荷物を預けたいという方には、トランクルームがおすすめです。引越し業者のサービスは、長期間の荷物預かりはできない場合が多いですが、トランクルームなら必要に応じて荷物を預けておくことができます。

また、荷物の出し入れが自由なこともメリットのひとつ。取り出したいものがあるときでも、追加料金を支払うことなく自由に出し入れすることができます。セキュリティ面もしっかりしているので、安心して荷物を預けられるでしょう。

一方で、契約の手間がかかるというデメリットがあります。引越しの作業と合わせて、トランクルームを探し、契約をしなければいけないため、その分手間がかかります。費用も別途かかるため、金銭面での負担も増えるでしょう。

利用の流れ

トランクルームを利用する際は、管理している会社と契約をしなければいけません。最近はインターネットのみで契約することができる会社も増えていますが、なかには契約に審査が必要な場合もあるため、詳しくは各管理会社に問い合わせてみましょう。

利用開始日になったら、いよいよ荷物を運び込みます。荷物を運び込む手段には、自分で運ぶ、業者に依頼する、宅配便で送るという3つの種類があります。どの場合でも事前に準備が必要になるため、計画的に進めましょう。

トランクルームの種類

荷物を預かってくれる施設をひとまとめにしてトランクルームと呼ぶことが多いですが、実は契約形態や保管する場所によって、トランクルーム・レンタル収納スペース・コンテナという3つの種類に分けることができます。

トランクルームは、主に国土交通省から認定を受けた倉庫会社が運営しています。自社の倉庫内で物品を預かるという契約形態で、倉庫内の環境管理やセキュリティなどの体制が整っているという特徴があります。

レンタル収納スペースとコンテナは、主に不動産会社などが運営しています。物品を預かるトランクルームと違い、あくまで物品を保管する場所を提供するという契約。どちらもトランクルームに比べると、環境管理やセキュリティ体制が劣るというデメリットがありますが、時間の融通が効く、頻繁に出し入れするものを預けやすいというメリットもあります。

預ける荷物の量や内容によって、合うものを選んでみてください。

料金相場

トランクルームの料金は、スペースの広さや設備、立地によってかなり差があります。数千円で済むこともあれば、荷物が多かったり駅近など好立地だったりすると、数万円かかることも。

また、トランクルームを借りる際は、月額料金のほか、月額料金の前払い、セキュリティ登録費などの初期費用がかかることも覚えておきましょう。初期費用の相場は、月額料金の2~3ヶ月分程度です。

選び方のポイント

トランクルームを探すとき、まず大切なのがスペースの広さです。引越しのタイミングで預けたい荷物の量によって選びましょう。冷蔵庫や本棚など、高さのある荷物を預けたい場合は、面積だけでなく高さもチェックしておくと安心です。

次に見ておきたいのが立地と設備。荷物の搬入・搬出がしやすいかどうか、必要な設備が整っているかどうかを確認しておきましょう。大切な荷物を安心して預けるためには、セキュリティ体制や環境管理も見ておきたいポイントです。

最後に、それらを加味した上で適切な料金であるかどうかを考えてみてください。引越しの際は何かとお金がかかりますから、先に予算を決めておくと選びやすくなります。

荷物預かりありでもお得に!引越し業者探しのコツ

荷物を一時的に預かってもらうことになると、通常の引越しよりも費用がかかることを心配する方も多いのではないでしょうか。後悔しないためには、業者選びが重要です。ここでは、引越し業者を探すときのコツについて解説します。

希望に合った業者の種類から選ぶ

一口に引越し業者といっても、その種類は様々。たとえば、大手の引越し業者ならオプションサービスが充実している、補償が手厚いなどのメリットがある一方で、繁忙期は予約が取りづらい、比較的料金が高めに設定されているなどのデメリットがあります。

地域密着型の引越し業者なら、日時やサービス内容について融通が効きやすい、大手に比べると料金が安いというメリットがあるものの、オプションや補償の点では大手に劣ってしまいうデメリットがあります。

業者を探す際は、まず自分自身の優先順位を決めましょう。それによって、どんな業者に依頼するべきかが見えてきます。

必ず相見積もりを取る

自分に合った業者と出会うためには、相見積もりを取るのがおすすめです。以前に依頼したことがある業者や紹介してもらった業者など、目星がついている場合は別ですが、そうでない場合はいくつかの業者に見積もりを出してもらうことをおすすめします。

見積もり依頼する業者は、2~3社が良いでしょう。あまり多くても、やりとりに手間がかかったり、結局どこにすれば良いか迷ってしまったりすることがあるためです。

料金とサービス内容を比較する

相見積もりを取ったら、料金とサービス内容をチェックします。引越し費用は、荷物の量や移動距離から算出する基本料金に加えて、付帯するオプションサービスの料金で業者ごとの差が出ます。同じオプションサービスでも、業者によって料金設定が違うことがあるため、どちらがお得かをしっかりチェックしましょう。

また、いくら費用を抑えたいからといって見積もり金額だけで選んでしまうと、自分でやらなければいけないことが増えてしまい、後悔することにもなりかねません。自分にはどんなサービスが必要かを事前にリストアップしておくと良いです。

口コミ評判をチェックする

最も参考になるのは、実際にその業者を利用して引越しをした方の口コミ評判です。引越し作業では自分の大切な荷物を預けるわけですから、信頼できるスタッフにお願いしたいもの。口コミ評判を見れば、安心しておまかせできる会社かどうかを確認することができます。

また、問い合わせや見積もりの際の対応も要チェック。押し売りはないか、こちらの要望をきちんと聞いてくれるかを確認しておくことで、業者選びに迷った時の参考になります。

引越し業者探しに便利な一括見積もりサイトとは

最後に、引越し業者を探す時に便利な一括見積もりサイトについて解説します。一括見積もりサイトとは、個人情報や大まかな荷物量、旧居から新居までの距離、引越しの希望日時などの情報を入力することで、複数の引越し業者に対して見積もり依頼ができるサービスです。

一括見積もりのメリット

最大のメリットは、手間をかけずに複数の業者から見積もりを取ることができるという点です。

見積もり依頼には、個人情報や引越しの内容など様々な情報が必要となります。一社一社別々に見積もり依頼をするのは時間も手間もかかりますが、一括見積もりサイトを使えばそれを省くことができます。

また、複数の業者に依頼することで、今回の引越しの費用を相場を知ることが可能。相場を知っておくことで、値段交渉がしやすくなります。

さらに同じ条件で比較することができるので、とにかく一番安い業者に依頼したいと考えている人はスムーズに業者を決定することができるでしょう。ズバット引越し比較では、一括見積もりサイトを利用して業者に依頼すると、引越し料金がお得になるキャッシュバックキャンペーンなども行っています。

利用方法

見積もり依頼をする際は、一括見積もりサイトの見積もり依頼ページから行います。必要情報を入力して見積もり依頼をすると、引越し業者からメールや電話で連絡がきます。

荷物の多い家族の引越しなどの場合は訪問見積もりが必要になることもありますが、単身者の引越しや荷物の少ない方の引越しなら、提示された金額に納得できればそのまま契約することができます。

利用時の注意点

一括見積もりサイトを利用する際は、情報の入力間違いに注意が必要です。

引越し見積もりでは、基本的に依頼主側が提供した情報をもとに見積額が決定します。そのため、情報に間違いがあると正しい見積もりを出すことができません。

個人情報はもちろん、荷物量に間違いがあると、当日トラックに荷物を積みきれなかったり、追加料金を支払わなければいけなくなったりする可能性もあるため、情報は正しく入力するように心がけましょう。

2021年3月10日更新

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ガイドプロフィール
吉田 章(よしだ・あきら)
株式会社ウェブクルー 引越し関連サイト 営業担当

株式会社ウェブクルーが運営する引越し関連サイトの営業担当者。引越しに関する造詣の深さを活かし、営業担当として活躍中。

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