【家族×建替え(1月)】高齢者と同居するために、自宅を改築

吉田 章 バリアフリー改修工事を行う場合は、減税制度を使おう!!

高齢の方や介護が必要な方などと同居する場合に、居住する住宅のバリアフリー改修工事を行った場合は、所得税の還付を受けられる減税制度を使うことができます。これは、30万円を超える工事費用で一定のバリアフリー改修工事を行った場合、200万円を限度額として、10%の控除を受けることができるという制度です。ローンを組んだ場合はもちろんですが、現金で一括払いした場合も適用されるので、改修工事をお考えの場合は、一度調べてみてはいかがでしょう。

不動産売却費用を改修工事費に充てた

吉川幹夫さん(45歳/男性)会社員
[満足度] 満足
引越し関連情報
家族×通常期
【引越しタイプ】家族・ファミリー【引越し人数】大人2人/子供3人【引越し時期】1月(通常期)【プラン】全部おまかせ【見積もり社数】3社【引越し料金】112,000円
転居後の住居について
【住居種別】戸建(持ち家)/中古【購入金額】360万円【地域】神奈川県相模原市⇒神奈川県相模原市
引越し&新生活のきっかけ

介護が必要となった親との同居で決心

近隣で別居していた父親が脳梗塞で倒れ、左半身が不随になってしまいました。そこで妻と相談した結果、マンションを売却して実家に同居し、自宅で介護することになりました。妻が介護福祉士の資格を持っており、昼間は勤めている施設でデイサービスを受けることができる、というのもプラスに働いたようです。

自宅介護なので、バリアフリーの改修工事が必要と言われ、引っ越し前に慌ててリフォームすることに。自治体の補助金では全く足りませんので、マンションの売却費から捻出しました。

苦労した点&工夫ポイント

不動産仲介業者を1社に決めて優遇してもらう

父の介護が決定したのは、前の年の10月頃。不動産業者に相談し、マンションを売るなら3月以降が条件がよくなるとすすめられたので、その間に実家のリフォームを行い、父にはうちに来てもらいました。

リフォーム工事が済み、家族全員で引っ越したのは1月末でした。不動産売買のほうは、仲介手数料を節約するために大手の1社だけに依頼しました。

私だけの引越しエピソード

自治体の補助金や減税は雀の涙

バリアフリーの改修工事には、自治体から補助金が出ると聞いていました。工事費の9割と聞き、あさはかに喜び、1階を全面改装することにしたのです。…が、実際には支給限度額18万円程度でした。妻には知っていたわ、と笑われましたが、当然といえば当然ですよね。

また固定資産税の3分の1を減税してくれる制度がありますので、これも利用しました。いずれもわずかな金額ですので、マンションの売却費がどれだけ有難かったことか。売り出した時期が良かったのか、築18年の中古でも希望額の2,500万円で売れました。

感想やアドバイス

バリアフリーはどこまで必要か考えて

バリアフリーの工事が、どこまで必要か悩みました。たとえば軽い障害なら、風呂・トイレに手すりをつけるくらいでいい場合もあるそうですが、将来も本当に必要ないままですむのか考えました。うちは全面的に段差をなくすなどの大きな工事になりました。また福祉の専門家のアドバイスも参考になりますね。

父は幸い、リハビリの成果が出て少しだけ歩けるようになりました。車椅子は必要ないのですが、今後どうなるかわかりませんから、玄関脇の部屋にスロープを付けています。1階は段差をなくし、フローリングにコルクのカーペットを敷いて転倒に備えました。これは子供たちにも好評でしたね。

2013年12月13日掲載

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