高齢者が負担なく引越しをするためのコツ

ガイド:吉田 章

ご高齢の方が引越しする場合、周囲の助けが必要なケースが多いでしょう。そこでおすすめなのが、引越し業者が用意している高齢者向けの引越しプランです。実作業のほとんどを業者の方に委ねることができますし、引越し作業のアドバイスをしてくれるサービスもあるようです。また、自治体に対して行わなければならない各種手続きに関しては、家族や知人の方が代行する方法もあります。できるだけ負担を減らし、スムーズに引越し作業を済ませる方法を覚えておきましょう。

高齢者が引越しする場合、どのような手段を取ればスムーズに済ませることができるでしょうか。引越しプランだけではなく、引越し前後の手続きについても紹介していきます。

すべての作業を業者任せにできるお任せプラン、高齢者向けプランがおすすめ

自宅の老朽化による建替えや、各種老人施設への転居など、高齢の方がひとりで引越しをするケースが多々あります。引越しは体力も手間もかかる作業です。できるだけ負担なく転居できる方法を探しましょう。

おすすめなのは、梱包から搬出・搬入、家具の設置まで、すべての引越し作業をお任せできるプランを選択すること。体力の衰えている人が無理に重い荷物を運ぼうとすると、大きなケガをしてしまうことがあります。料金は割高になりますが、労力や作業時間を考えると、検討する価値があります。

また、高齢者向けのプランを用意している引越し業者もあります。高齢者向けのプランでは、荷作りや梱包といった通常の引越し作業を請け負ってくれるだけでなく、ホームヘルパーが臨時介護スタッフとして常駐するサービスもあるようです。また、旧居の掃除や、大家さんとの退去手続きを代行してくれるサービスも存在します。

老人ホームや介護施設へ引越しをする際に注意したいのが、家具や家電製品の処分です。老人ホームなどは家具や電化製品を完備しているところが多く、自宅にあるものを処分しなければなりません。しかし、自分で処分業者を探して依頼するのは大変です。引越し業者が不用品処分をオプションサービスとして提供していることが多いので、見積もり時に確認しておくといいでしょう。

引越し前後の各種手続きは代行してもらうのがスムーズ

介護保険や医療助成金、さらには老齢福祉年金に加入している高齢者の方は、引越し前後の転入・転出届の提出を忘れないようにしましょう。

介護保険の場合、引越し日から14日以内に引越し先の役所へ転入届を提出する必要があり、その際は必ず転出した市区町村から発行される「介護保険需給資格証明書」を一緒に提出する義務があります。

またその際、各市区町村で多少違いはあるものの、本人以外の第三者が代理で提出・申請することが概ね認められており、さらには第三者の範囲に特段の限定をしていないところが多いので、家族や知人に頼んで提出してもらってもよいでしょう。

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ガイドプロフィール
吉田 章(よしだ・あきら)
株式会社ウェブクルー 引越し関連サイト 営業担当

株式会社ウェブクルーが運営する引越し関連サイトの営業担当者。引越しに関する造詣の深さを活かし、営業担当として活躍中。

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