乗らない車は今すぐ売却!「自動車税」「軽自動車税」の支払い義務は4月1日時点の所有者に発生する

ガイド:矢部 亨

「自動車税」と「軽自動車税」は、毎年「4月1日時点での車の所有者」に、その年度1年分の支払い義務が発生します。4月1日までに売却手続きを終えて名義変更が完了していれば、自動車税、軽自動車税を支払う必要はなくなりますが、4月1日を超えた場合は、たとえ車を手放していたとしても1年分の税金の支払い義務が発生してしまうのです。名義変更にかかる時間を考えると、今がギリギリのタイミング。もし車の乗り替え、売却を考えるのであれば、早めに決断したほうがいいでしょう。

「自動車税」と「軽自動車税」は毎年「4月1日時点の所有者」に支払い義務が発生します。少しでもお得に車を売りたいなら、今すぐ決断したほうがいいでしょう。

「自動車税」「軽自動車税」は毎年4月1日の所有者に支払い義務が発生!

「自動車税」や「軽自動車税」は、車の「所有者」が毎年支払わなければならない税金。所有者とは車検証(自動車検査証)の所有者欄に氏名が記載されている人を指し、該当する人物が、納税通知書に基づいて支払いを行います。

税額は、自動車税の場合、自家用乗用車1,000~1,500cc以下で年額34,500円、1,500~2,000cc以下で39,500円などといったように用途や排気量に応じて税額が決められています(自動車税のグリーン化特例を考慮しない)。

なお、2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用乗用車については税額が引き下げられており、1,000~1,500cc以下で年額30,500円(4,000円引き下げ)、1,500~2,000cc以下では36,000円(3,500円引き下げ)となっています。

一方、軽自動車税は、2015年4月1日以降に購入した軽自動車(新車)は10,800円、2015年3月31日までに最初の新規検査を受けた軽自動車については、旧税率の7,200円が適用されます。

「自動車税」「軽自動車税」について詳しく確認する

さて、車の乗り替えや売却を考える際に、自動車税と軽自動車税に関して注意したいのが、「4月1日時点」の所有者に1年分の納税義務が発生するということ。つまり、名義変更手続きが終了し、車の所有者でなくなるのが4月1日以降となってしまうと、その車を持っていないにもかかわらず、その年度分の税金を支払わなければならないのです。

自動車税も軽自動車税も、4月中に納税通知書が届き、5月中の支払いが求められます。4月半ばに車を売った場合などは、車を手放した直後に納税通知書が届くので、損した気分になる人も少なくないでしょう。もし今、車の売却や乗り替えを考えているなら、4月1日よりまえに売却し、名義変更の手続きを済ませることをおすすめします。

車検証の所有者欄が車の販売店になっている場合は?
車をローンで購入した場合、ローン完済までは、車検証の所有者欄に車の販売店の名前が記載されることがあります。この場合、車検証に記載された使用者、つまり実質的な所有者に自動車税や軽自動車税の支払い義務が生じます。
▼3月31日までに売却するのがオススメ▼

「自動車税」「軽自動車税」込みの買取価格なのか、上乗せになるのかを必ず確認する

とはいえ、どうしても車の売却、名義変更が4月1日以降になってしまうこともあります。そのような場合、売却後に支払うべき「自動車税」「軽自動車税」の負担を軽減する方法はないのでしょうか。

自動車税の支払いには「月割り」という考え方があります。これは売却した月までの自動車税を元の所有者が負担し、翌月から年度末までをディーラーや車買取業者が支払うというもの。この方法で車買取業者が、買取価格に税金分を上乗せしてくれるのであれば、自動車税を必要以上に負担する必要はありません。

しかし、実際に車を売却する場合、買取価格に月割り税金分が上乗せされることは少ないのが現実です。1年分の自動車税を含んだ形で買取価格が提示されることが多いほか、「自動車税分は還付しない」と契約書に記載している車買取業者もあるようです。また、軽自動車税は、月割りで税金を計算しないのが一般的。

つまり、仮に上乗せがないと仮定すると、1,300ccの車を3月中に売った場合と、4月1日以降に売った場合では、ほんの数日間の差であったとしても、自動車税34,500円の損をしている可能性があるのです。

この時期に車の売却・乗り替えをするなら、まずは3月中の売却・名義変更を目指すこと。3月末は車買取業者の業務が忙しく、手続きが滞る可能性もあるので、3月中に名義変更が可能かどうかも、しっかりと確認してください。

4月1日以降になるなら、買取価格に、5月に支払う自動車税分が含まれているかどうかを、しっかりと確認してください。自動車税分込みの金額でないのなら、その分を上乗せしてもらうなどの交渉をしてみてもいいかもしれません。

車買取一括査定を依頼してみる

2014年3月20日掲載
2021年6月7日更新

あなたの愛車の売りどきは?愛車の市場価値診断 LINEで診断スタート
ガイドプロフィール
矢部 亨(やべ・とおる)
フリーエディター、「Motor Magazine」「ホリデーオート」元副編集長

モーターマガジン社で「Motor Magazine」や「ホリデーオート」等の自動車雑誌やウェブサイトの副編集長、編集長を歴任。現在はフリーエディターとして、守備範囲を広げ活動中。

最大4社が無料で査定!
  • ①メーカー
  • ②車種

このページを読んだ人は次のページも読んでいます

車のキズ・ヘコミは直すべき?自分で直すとどうなる? 買取りや下取りの査定への影響度を知っておこう

キズやヘコミがある車や故障している車でも、売却することはできます。でもそのときに気になるのが「修理してから売ったほうが高く売れるのでは?」ということ。ちょっとし擦り傷であれば自分で補修する人が多いかもしれませんが、どの程度まで直すかは一考すべきでしょう。

続きを読む

車の売却・下取り・購入に必要な書類と手続き

愛車を売却したり、新たに車を購入したりする際には、「車検証(自動車検査証)」や「自動車税納税証明書」など、さまざまな書類が必要になります。書類については買取店や販売店でも教えてくれますが、事前に必要書類を把握しておくと、売却も購入もスムーズに進められます。

ここでは、車の買取査定・売却・名義変更・購入時に必要な書類、手続きについて紹介します。

続きを読む

そのほかのおすすめコンテンツ

注目のタグ

高額査定 車の売却 車の下取り 一括査定 売買手続き メンテナンス
ページトップ