車を売るなら出張査定がおすすめ!メリット・デメリットや買取りまでの流れも紹介

ガイド:渡辺 剛志

車の査定を受けるときは、「買取業者の店舗に持込まないといけない」と思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。実は車の査定には出張査定と呼ばれる方法があり、店舗に持ち込まなくても査定を受けられます。ただし、出張査定にはメリットだけでなくデメリットもあるため、注意点を把握しておくと利用する際に安心です。この記事では、出張査定のメリットや注意点をまとめて解説します。

愛車を手放すときには、誰もが「少しでも高く買い取ってほしい」と思うものです。例えば、車の出張査定のテレビCMなどを見た際に気になったとしても、「高く買い取ってもらえるかどうか不安」「遠くから来てもらうのは申し訳ない」などといった理由で出張査定に踏み切れない人も少なくないでしょう。本記事では、車の出張査定の流れ、注意するポイントなどについて紹介します。車の出張査定に関する疑問を抱えている人は、ぜひ参考にしてください。

車の出張査定をおすすめする理由とは

車の「出張査定」とは、車の買取専門業者が売り手側である依頼者の希望する場所(自宅など)に出向いて車の査定をする仕組みのことをいいます。一方、売り手側が自分から店舗を訪れ、査定してもらうことを「持込み査定」といいます。

買取専門業者に来てもらうのか、売り手側が自分から店舗へ行くのかといった違いですが、売り手側にとっての出張査定は、多くのメリットがあります。おもなメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

・無料で出張査定してもらえる
・持込み査定と査定額は変わらない
・査定に来てもらう場所を指定できる
・同時に複数社の査定を受けられる
・車検切れの車も査定してもらえる

無料で出張査定してもらえる

1つ目の理由は、基本的に「無料」であるという点です。ただし、すべての買取専門業者が無料というわけではありません。対応エリアなどの条件によって料金が発生するケースもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

出張査定のメリットは、車の売り手側だけでなく、買取専門業者側にもあります。昨今のコロナ禍や部品不足による新車の生産減などの影響により、中古車市場に出回る車が不足している状態が続いているため、買取専門業者は「少しでも多く中古車を仕入れたい」と考えています。出張査定にかかる費用を無料にしてでも、「売り手側の手間を減らすことで買い取れる確率を上げる」ということに注力しています。

査定に来てもらう場所を指定できる

2つ目の理由は、店舗への持込み査定と出張査定の査定額が変わらないという点です。出張査定は交通費と人件費がかかるため、査定額が上乗せされるイメージがありますが、査定額が持込み査定と同水準になるよう買取業者が調整を行なっています。

売り手側にとっては、「労力やガソリン代を使って店舗に持ち込むよりも、出張で担当者に来てもらったほうがお得」ということになります。

査定に来てもらう場所を指定できる

3つ目の理由は、査定に来てもらう場所を指定できるという点です。出張査定は、自宅に来てもらうケースが大半ではあるものの、例えば、「一人暮らしで住所を知られたくないので、実家に来てほしい」「会社の駐車場に来てほしい」などと依頼することも可能です。

同時に複数社の査定を受けられる

4つ目の理由は、同時に複数社の査定を受けられるという点です。持込み査定で複数店舗を回ろうとすると、自分で各店舗へ移動しなければならないため、時間も労力もかかります。

出張査定の場合は、来てもらう時間を指定し、複数社が一堂に会する状況を作ることができます。自分から移動しなくても各社の査定を受けられる上、時間の節約にもつながります。

車検切れの車も査定してもらえる

5つ目の理由は、車検切れの車も査定してもらえるという点です。車検切れの車は、公道を走ることができないため、持ち込んで査定を受けることはできません。自宅などに車検切れの車を保管している人にとっては、便利なサービスであると言えるでしょう。

車の出張査定のデメリット

車の出張査定のデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

・査定に来てもらっているため断りづらくなる
・支払いや車の引取りが後日になる

査定に来てもらっているため断りづらくなる

売り手側は、買取専門業者に対して、「査定にわざわざ来てもらっている」という気持ちで接するため、「断りづらくなる」といったデメリットがあります。「査定額に納得いかなければ、断ってもよい」ということは事前に理解しているものの、「せっかく来てくれたのだから……」といった負い目を感じてしまい、思っていた金額より低かったとしても、断りづらくてついOKしてしまうようなケースもあります。

しかし、買取専門業者は、少しでも多くの車を手に入れようという「ビジネス」として出向いています。負い目を感じることなく、ビジネスライクに価格交渉に挑んでください。

支払いや車の引取りが後日になる

出張査定は、あくまで対象となる車の現状を確認した上で査定額を提示し、説明することを目的としています。支払いや車の引取りは後日になるケースが一般的であり、その場ですぐ契約となって現金が支払われるというわけではありません。

支払いにおいても、銀行口座への振込みが一般的です。できるだけ早く車を売却したい場合は、車検証などの契約締結に必要な書類を事前に準備した上で、引き渡す日を早めに設定してください。

車の出張査定の流れ

ここからは、車の出張査定を利用する流れについて紹介します。

(1)買取専門業者を決める、もしくはネットで一括査定を申し込む
(2)出張査定をしてもらう
(3)一括査定の場合は買取専門業者を決める
(4)必要書類を準備する
(5)車の引渡し日を決める
(6)入金を確認する

車を高く買い取ってもらいたいのであれば、一括査定を利用することをおすすめします。ネットで一括査定サイトに申し込むと、複数の買取専門業者から連絡が入り、そこから出張査定を行う日時を決めていきます。

査定当日、大半の買取専門業者は、その場で査定額を提示します。その中で売り手側は、最も高い金額で買い取ってくれる、良い条件の業者を選びます。ただし、一括査定の場合は、複数社に査定してもらうため、買取専門の店舗を絞り込んだ場合よりも時間がかかります。

車の出張査定によるトラブルにも注意!

車の出張査定では、トラブルが起きることもあります。まずは、出張査定が無料かどうかについて、事前に確認しましょう。「申し込んだ後、別途サービス料を請求された」といったケースもあります。

日程調整は、念入りに確認しましょう。繁忙期の1~3月・9月や休日は、査定希望者が殺到します。「担当者が遅刻し、休日の予定が台無しになった」「有給休暇を取って平日に出張査定をお願いしたところ、業者が予約日を間違えて来なかった」などといったトラブルも少なからずあります。

また、金額面においても、トラブルが発生しています。「車を引き渡した後、修復歴が見つかったため当初の査定額を払えないと言われて減額請求された」「クーリングオフができると言われて契約したところ、できなかった」といったトラブルも実際に起こっています。

トラブルに遭わないためには、「日程や時間を事前に確認する」「修理履歴などを隠さず対応する」「金額に納得いかない場合は契約を行わない」「言った・言わないのトラブルを回避するため、録音する」などといった対応が考えられます。

最後に

車の出張査定は、買取専門業者の担当者に自宅や指定場所へ来てもらい、車を査定してもらう仕組みです。そのため、店舗へ出向く時間やガソリン代などが節約できる上、複数社の中から一番高く買い取ってもらえる店舗を選択できます。車を売るのであれば、出張買取りほどベストな選択はありません。しかし、買取専門業者の中には、悪徳まがいの業者も少なからず存在しています。トラブルに巻き込まれないためにも、信頼できる買取専門業者を選び、愛車を高く買い取ってもらえるように交渉しましょう。

あなたの愛車の売りどきは?愛車の市場価値診断 LINEで診断スタート
ガイドプロフィール
渡辺 剛志(わたなべ・つよし)
株式会社ウェブクルー 自動車関連サイト 事業責任者

株式会社ウェブクルーが運営する自動車関連サイトの事業責任者。新車・中古車を問わず、マーケット動向に深い知見を持つ。

最大4社が無料で査定!
  • ①メーカー
  • ②車種

このページを読んだ人は次のページも読んでいます

車のキズ・ヘコミは直すべき?自分で直すとどうなる? 買取りや下取りの査定への影響度を知っておこう

キズやヘコミがある車や故障している車でも、売却することはできます。でもそのときに気になるのが「修理してから売ったほうが高く売れるのでは?」ということ。ちょっとし擦り傷であれば自分で補修する人が多いかもしれませんが、どの程度まで直すかは一考すべきでしょう。

続きを読む

車の売却・下取り・購入に必要な書類と手続き

愛車を売却したり、新たに車を購入したりする際には、「車検証(自動車検査証)」や「自動車税納税証明書」など、さまざまな書類が必要になります。書類については買取店や販売店でも教えてくれますが、事前に必要書類を把握しておくと、売却も購入もスムーズに進められます。

ここでは、車の買取査定・売却・名義変更・購入時に必要な書類、手続きについて紹介します。

続きを読む

そのほかのおすすめコンテンツ

注目のタグ

売買手続き 高額査定 一括査定 車の売却 車売買のタイミング メンテナンス
ページトップ