【マツダ/アクセラ スポーツ(新車)】クリーンディーゼル技術「スカイアクティブ」に惹かれて…
欧州ではもはや定番となっている「クリーンディーゼル」は、ガソリン車よりも燃費が良く、CO2排出量も少ないため、環境にやさしいのが特徴。日本でも、ハイブリッドカーや電気自動車に並ぶエコカーとして注目されるようになり、最近ではマツダや三菱がこぞってクリーンディーゼル車をラインアップしています。「ハイブリッドには飽きた」「エコだけじゃなく、走りも重視したい」という人にもおすすめの次世代エコカーと言えるでしょう。
初マツダ、初ディーゼル
消去法
妻の友人がアテンザを購入し、それに乗せてもらった妻がクリーンディーゼルのすばらしさに開眼、ディーゼル嫌いからディーゼル擁護派に宗旨替えしてくれましたので、以前から気になっていたアテンザワゴンを試乗しました。クルマ自体は非常に気に入ったのですが、我が家(マンション)の機械式駐車場に入れるのが一苦労です。同じマンションにはCX-5が2台ほど有りますが、CX-5に比べてホイールベースが長いため数回の切り返しが必要です。また機械式駐車場のトレーの縁にホイールを引っかける(CX-5はタイヤのハイトがありタイヤのサイドウォールがトレーの縁に当たるので大丈夫)心配がありました。
そこで、当時まだ実車がなかったアクセラXDの購入を考えました。CX-5やアテンザ、ガソリン車のアクセラを試乗して「こんな感じかな」という想像はありましたので、実車に乗らずに契約したことへの不安はありませんでした。
想像以上
待つこと2ヶ月、いざ納車となり実際に乗ってみると良い意味で想像を裏切られました。アテンザやCX-5に比べて車重が軽いためターボが効いて、トルクがモリモリ沸いてくる2,000rpmまで回さなくても充分走ってくれます。ターボが効き始めてからの走りは言わずもがなです。「おいしい」回転域を使って元気よく走って市街地走行で12~13km/l、燃費を意識した走りにすると17~18km/l走ってくれますので、GSに行く回数が半分になりました。もともと燃料費の差で価格差をペイしようなどとは考えていませんでしたが、これだけの走行性能をこの燃料費で味わえるのは素晴らしいと思います。
アクセラXDの価格が高すぎるという声があります。サンルーフは要らないと思いますが、人工スウェード地のシートは最高ですし、安全運転サポートもフル装備、タイヤもガソリン車よりもグレードが高くなっています。見えない部分でもダンパーやホイールハブがXD専用と価格差以上の満足感があり、ラジエターグリルの赤いラインがプライドをくすぐってくれます。
宗旨替え
小学校4年生の頃に本田宗一郎氏の伝記を読んで以来のガチガチのホンダファンで、30数年の間に6台のホンダ車を乗り継ぎました。愛車アコードワゴンも12年目となり、あちこちに不具合が出るようになり買い換えを考え始めましたが、現在のホンダのラインナップは軽とミニバン、ハイブリッド車ばかりで欲しいクルマがありません。かつてF1のターボエンジンで世界一になったホンダだからこそ、ヨーロッパのメーカーに負けないダウンサイズターボエンジンを作って欲しいのに、ハイブリッド車の開発に血道を上げています。私は「エンジン屋」のホンダが大好きでした。音もなくモーターで走り出すようなクルマには乗りたくありません。クルマは家電品ではないんです。
ヨーロッパで発表されたシビックツアラーを狙っていましたが、日本では販売する予定は全くなしとのことでした。トヨタは、カルディナやクラウンエステートあたりのユーザーをターゲットにしてアベンシスを輸入販売しているのに…アコードワゴンのユーザーは何に乗れと言うのか?そんな、ホンダに切り捨てられたような思いを感じていた頃、マツダがスカイアクティブ技術で次々と走りを重視したクルマを開発し、このメーカーのクルマならと宗旨替えに至りました。
2014年10月23日掲載
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