車査定はタイミングが大切!ベストな時期と高く売る5つのコツ

ガイド:渡辺 剛志

車の査定は、いつ、どこで受けても同じ金額になるとは限りません。そのため手放すことや買替えを検討している人は、車を査定に出すタイミングを知ることから始めましょう。この記事では、車の売却を考えたときの車査定のベストタイミングを紹介します。また、車の査定時にチェックされる項目と高い査定額が期待できるポイントも併せて解説するので、ひとつずつ確認していきましょう。

車の価値はいつも同じだとは限らないため、できるだけ高く売却できるタイミングで査定を受けることが大切です。

この記事では、車の査定を受けるベストタイミングを理由と共にわかりやすく解説します。査定を検討する目安や査定額をアップするためのコツも紹介しますので、これから車を手放すことや買い替えを検討している方はぜひ役立ててください。

車査定のベストタイミングは車検前

最初に結論を述べると、車の査定を受けるベストタイミングは車検前です。

一般的に車の価値は、査定を受けるタイミングが遅くなるほど下がります。車は新車登録から3年、その後は2年に1回の頻度で車検を受ける必要があるため、定期的に一定のコストがかかります。

車種や車の状態によって異なるものの、車検の費用は数万円~10万円以上必要です。なお、年式が古く走行距離が長いほど車検の費用は高くなる傾向にあります。そのため車の査定を検討する際には、車の年式と走行距離を考慮して車検前に受ければ車検費用が無駄になりません。

なお、車の査定を受ける目安となる年式や走行距離は次の章で詳しく解説します。

車査定を検討する目安は年式と走行距離

車の価値は一定の年式や走行距離を目安に下がり、新車に近い状態であるほど高いのが一般的。そのため、車を高く売るためには価値が下がるまえに査定を受けることが重要です。

車の査定を受ける際には、年式や走行距離を目安に検討するといいでしょう。

年式

車の査定額に影響を与える項目のひとつに、新車登録からの年数を示す「年式」があります。

年式は新車登録から3年、5年、10年のタイミングで査定額が変動するとされており、このうち、中古車市場で人気が高いのは新車登録から5年未満の年式です。

新車登録から10年を超えると、通常よりもメンテナンスの必要性が高くなるため査定額が大幅に下がり、車の価値はほとんどゼロになります。

また、新車登録から5年程度経過すると何らかの不具合が起きやすくなるため、新車登録から5年を迎えるまえのタイミングで査定を受けるのがおすすめです。

走行距離

車の査定額は3万キロメートル、5万キロメートル、10万キロメートルの走行距離で変動するとされています。

走行距離が短いほど査定額が高くなるのが一般的です。なお、5万キロメートルを超えた車は、査定額が大きく下がる傾向にあります。

走行距離が10万キロメートルともなれば、故障のリスクの高さから車の寿命だと認識されるケースも少なくありません。車の価値が大きく下がらないタイミングで査定を受けるなら、走行距離が5万キロメートルを目安に査定を受けるといいでしょう。

車の査定額が高くなる5つのコツ

車の査定額には年式や走行距離が影響しますが、それ以外にも査定額を左右する要素がいくつかあります。車の査定額が高くなるコツは次の5つです。

1. 時期を見極める
2. モデルチェンジ前を狙う
3. 純正オプションをアピールする
4. 下取りではなく買取りを検討する
5. 普段から洗車・清掃を心掛ける

それぞれを詳しく見ていきましょう。

1. 時期を見極める

車の査定額は、車の状態や走行距離が同じでも査定を受ける時期によって異なります。そのため、車を高く売りたい場合は、時期を見極めて査定を受けることをおすすめします。

高い査定額が期待できる時期は、おもに1月~3月と9月~10月です。これらの時期はボーナスの支給直後なので、車を買い替えるニーズが高まります。買取業者側も決算月や半期決算月と重なって中古車の買取りを強化するため、通常よりも高い査定額が期待できます。

特に1月~3月は新生活がスタートする直前で中古車への需要が高まるため、多少割高でも在庫を確保したいという買取業者も多くなります。

2. モデルチェンジ前を狙う

車の価値が高く評価されやすいタイミングは、その車のモデルチェンジ前です。モデルチェンジ後は新しいモデルへの買替えを検討する人が増えるため、旧モデルへの需要が減り価値が下がるのが一般的だからです。

ただし、モデルチェンジ前でも旧モデルの価値が必ず高くなるわけではないので注意しましょう。

また、モデルチェンジには、大きく分けてマイナーチェンジとフルモデルチェンジの2種類があります。これらのうち高い査定額が期待できるのは、内装や外装などが大幅に改良されるフルモデルチェンジ前です。

3. 純正オプションをアピールする

これから査定を受けようとしている車に純正オプションが装備されている場合、高い査定額が期待できます。

車のおもなオプションは、純正オプション(メーカーオプション・ディーラーオプション)・社外パーツの3種類です。

純正オプションのうち、メーカーオプションは納車後に取り付けできないため、人気が高くプラス査定になる可能性があります。また、納品後に取付け可能なディーラーオプションも査定額は高い傾向です。

プラス査定が期待できるおもな純正オプションは次の通りです。

【メーカーオプション】
・サンルーフ
・電動スライドドア
・LEDヘッドライト
・シートヒーター など

【ディーラーオプション】
・カーナビ
・ETC など

ただし、純正オプションが装備されていても必ずプラス査定になるとは限りません。純正オプションは、車と同様に古くなるほど価値が下がるからです。なお、社外パーツは人によって好みが分かれるため、高い査定額は期待できません。

4. 下取りではなく買取りを検討する

車を売る方法は、おもに「下取り」と「買取り」の2種類です。車を高く売りたい場合は、下取りよりも買取りを検討してみましょう。

下取りは買替えが前提なので査定額を新たな車の購入資金に充てられます。しかし、中古車市場の相場が反映されにくい傾向があります。また、年式が古く走行距離が長い車などは下取り額がゼロになることも少なくありません。

一方で、買取りは自社販売やオークション、輸出などの再販が前提です。在庫や市場状況に応じてニーズの高い車の買取りを強化するため、下取りよりも高い査定額が期待できます。

買取業者には、海外への輸出や、分解してパーツを販売するなどの販路があるため、価値がゼロの車も基本的に買い取ってもらえます。

5. 普段から洗車・清掃を心掛ける

車を高く評価してもらうためには、車内の清潔さも大切です。買取りや下取りで引き取った車は再販されるため、車内がきれいであれば大事に使っていたことをアピールできます。普段からこまめな洗車を心掛けておくと、汚れの固着や塗装の劣化を最小限に抑えられます。

査定を受ける際に特に注意したいのは、ペットやタバコのにおいです。コストをかけてクリーニングする必要はありませんが、日頃から換気や消臭剤などでにおい対策をしておくといいでしょう。

車査定は複数社に依頼するのがベスト

車の査定を依頼できるお店は、おもに買取業者やディーラーです。依頼先によって査定額が異なるため、最初から1社に絞ると相場よりも低い価格で売ってしまうリスクがあります。そのため、車の査定は複数社に依頼して査定額を比較することが大切です。

1社ずつ査定を依頼するのは時間と労力を必要としますが、一括査定サイトを使えば、少ない手間で車の査定を依頼できます。ウェブサイト上で必要情報を一度入力するだけで、複数社に査定を依頼できるので便利です。

査定額だけでなく買取業者の信頼性もチェックできるため、一括査定サイトを利用して車を高く売りましょう。

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ガイドプロフィール
渡辺 剛志(わたなべ・つよし)
株式会社ウェブクルー 自動車関連サイト 事業責任者

株式会社ウェブクルーが運営する自動車関連サイトの事業責任者。新車・中古車を問わず、マーケット動向に深い知見を持つ。

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