車の買替え時期はどう決めるべき?タイミングや時期を見極めるには
車の買替え時期で悩んでいるなら、車の買替えの目安となる時期を参考にするといいでしょう。例えば、車検を受ける前やメーカー保証が終了する前などです。また、車は買替えの時期によって買取価格が変動します。車をより高く売却したい場合は、買取業者の繁忙期を狙うのがおすすめです。この記事では、車の買替えの目安になる時期をいくつか紹介します。
最近の車は、安全技術の標準装備や燃費性能の向上など、進化が止まりません。新車に買い替えると、新しいモデルに乗れたり最新技術や性能を実感できたりするメリットがあります。
そこで、いざ車を買い替えようと考えたとき、何を目安に買替え時期を決めればいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。車を買い替える時期の目安はいくつかありますが、車検を受ける前や税金がアップする前などおもにコストカットできる時期がおすすめです。
この記事では、車の買替え時期の目安をわかりやすく解説します。平均的な時期や高く売却できる時期も併せて解説するので、車の買替え時期で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
車の平均的な買替え時期
車の買替え時期は人によってさまざまですが、平均的な目安としてふたつの業界団体が実施した調査結果を紹介します。一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)の「2019年度乗用車市場動向調査」(※1)では、車の使用期間の平均が7.1年であることがわかっています。
次に、一般財団法人自動車検査登録情報協会(自検協)が実施した「わが国の自動車保有動向(令和3年3月末現在)」(※2)では、車の使用期間の平均が8.84年であることがわかりました。
ふたつのデータを統合すると、7~8年程度で車を買い替える人が多いことがわかります。どちらのデータも前年よりもやや上昇しており、国内では「車の高齢化」が進みつつある状況です。
※1 出典:一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)「2019年度乗用車市場動向調査」
※2 出典:一般財団法人自動車検査登録情報協会(自検協)「わが国の自動車保有動向(令和3年3月末現在)」
車の買替えを検討する時期の目安
車の寿命は、走行距離が10万kmになる頃や初度登録年月から10年経過した頃などが目安とされています。しかし、車の買替え時期は寿命を迎えるときと同じタイミングだとは限りません。ここでは、車の寿命以外で買替えを検討する時期の目安を4つ紹介します。
車検を受ける前
1つ目の目安は、車検を受ける前です。自家用車の場合、初度登録年月から3年後、それ以降は2年に1回のタイミングで車検を受けなければなりません。車検を受けると法定費用や基本料金、メンテナンスに費用がかかります。
一度の車検にかかる費用は、車種や車の状態などさまざまな要素で異なりますが、数万円~数十万円が相場です。車検はコスト面での負担が大きいため、車検を受ける前に買替えを検討するのも選択肢のひとつです。
車検を受ける前に車を買い替えると、車検費用を節約できます。また、車検切れが近い車を買取りに出しても、買取価格にはほとんど影響がないでしょう。買取業者は、買い取った車の車検が販売中に切れるケースを初めから想定しているからです。
メーカーの保証期間が終了する前
新車で購入した車の買替えを検討しているなら、メーカーの保証期間が終了する前も選択肢のひとつです。国産車に限らず新車で購入した車には、一定期間のメーカー保証が付帯されています。
メーカー保証とは、車に何らかの不具合が起きた場合、保証書に明記された期間と条件に適合すれば無料で修理が受けられるサービスです。保証期間はメーカーによって異なりますが、ほとんどの場合、購入してから3年~5年に設定されています。
メーカー保証には一般保証と特別保証の2種類があります。特別保証は一般保証よりも期間が長く、補償範囲も広い設定です。しかし、保証期間内の不具合でも走行距離が60,000kmまたは10万kmを超えていると対象外になるので注意しましょう。また、万が一保証期間外に車の不具合が起きてしまった場合は、有料での修理となります。
自動車税または軽自動車税がアップする前
3つ目の目安は、自動車税または軽自動車税がアップする前です。自動車税や軽自動車税の税額は常に一律ではなく、一定のタイミングでアップします。
普通車(ガソリン車)と軽自動車は初度登録年月から13年を超えるタイミングでアップし、金額にすると15%~20%の重課になります。例えば排気量が1,500CC超2,000cc以下の普通車(ガソリン車)は、39,500円から45,400円程度にアップします。
自動車税や軽自動車税は1年分をまとめて納付するため、負担を減らしたい場合は税額がアップする前を狙うといいでしょう。ただし、ハイブリッド車は初度登録年月から13年を超えても重課されることはありません。
走行距離が大台に乗る前
4つ目の目安は、走行距離が大台に乗る前です。車の寿命は、走行距離や初度登録年月からの年数がひとつの目安とされています。車の寿命とされている走行距離は10万kmです。
車は、走行距離が長くなるほど交換する部品や修理の必要性が高くなるからです。例えばエンジンに直結するタイミングベルトは、走行距離が10万kmのタイミングで交換が必要だとされています。
タイミングベルトの交換には、高額な費用がかかるのが実情です。そのため、走行距離が10万kmの大台に乗る前に買い替えると、交換費用の節約につながります。
車を高く売却できる時期はある?
車を買い替えるときは、タイミングを見極めると高く売却できる可能性があります。一般的に車を高く売却できる時期は、1年の中で3月と9月頃とされています。この時期はディーラーや買取業者の決算月と重なり、在庫確保を強化する傾向が強いからです。
また、新年度が始まる直前の3月は、ライフスタイルの変化によって中古車へのニーズが高まります。そのため、車を高く売却したい場合は3月や9月頃を狙って買い替えるといいでしょう。
車を買い替える際の確認ポイント
ここからは、車を買い替える際の確認ポイントを紹介します。ポイントを押さえておかないと、車を買い替えたくても売却できないリスクがあるので注意が必要です。
【ポイント1】ローン残債の有無
車の買替えを検討したら、ローンの返済状況をチェックしましょう。ローンの残債がある車は所有者の名義を変更できないため、売却できないからです。ローン返済中の車の名義は、ディーラーまたはローン会社になっていますが、自分に変更するにはローンの完済が必須です。ローンの残債があっても、車の売却代金を充てれば完済できるケースもあります。
しかし、売却代金を充ててもローンを完済できない場合は、自己資金で補うか売却をあきらめるかの二択になります。
【ポイント2】自動車税または軽自動車税が未納ではないか
車の買替えを検討したら、自動車税または軽自動車税の納付状況をチェックしましょう。未納の場合は車を売却できないからです。自動車税または軽自動車税は、毎年4月1日時点の所有者に課せられる税金です。
5月末までに1年分をまとめて納付すると、納税証明書が交付されます。車を買い替えるときには、納税証明書が必要です。そのため、未納の場合は買替えまでに全額納付しておきましょう。
【ポイント3】車の相場を把握する
車の買替えを検討したら、自分の車がどのくらいの価格で売れるのか調べておきましょう。買い替えの場合は新たな車の購入費用も必要なので、購入価格と買取価格のバランスを取ることが大切です。買取価格が低いと、買い替えの際に想像以上の費用がかかる可能性があります。
車の相場を把握する方法はいくつかありますが、車買取の一括査定依頼サービスの利用を検討してみてください。車買取の一括査定依頼サービスでは、複数の買取業者にまとめて査定を依頼できるため、相場の把握とともに査定額を比較できるからです。
車の買替えは時期を見極めることが大切
車の買替えを検討する時期は、走行距離10万kmや初度登録年月から10年など、寿命のタイミングと同じとは限りません。車検前や自動車税がアップする前に買い替えると、コストカットにつながります。
車の買替えは買取りと異なり、新車の購入費用も考慮する必要があります。そのため、事前に相場を調べてどのくらいの価格で売れそうか把握しておくことが大切です。特にローンの残債がある場合は完済できるかが買替えに大きく影響するため、車買取の一括査定依頼サービスを利用してより高く買い取ってくれる買取業者を見つけましょう。
株式会社ウェブクルーが運営する自動車関連サイトの事業責任者。新車・中古車を問わず、マーケット動向に深い知見を持つ。
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