住宅ローンを利用するまえに知っておくべきこと

ガイド:吉田 章

戸建住宅やマンションを購入する際に、多くの人が利用する住宅ローン。しかし、厳しい審査に通らないと、利用することはできません。住宅ローン審査には、ローンを申し込んだ人をチェックする「人物審査」や、住宅ローンを利用して購入しようとする物件に、担保価値があるのかどうかを評価する「物件審査」などがあります。これから住宅ローンの利用を考えている方は、審査でチェックされる点などを、予め知っておくと有利かもしれません。

住宅ローンを利用するためには、厳しい審査を通過しなければなりません。このページでは申込みをするまえに知っておくべき、住宅ローン審査のポイントを紹介します。

住宅ローンの審査で見られるポイントは?

住宅ローンの審査には、お金を借りる人をチェックする「人物審査」と、ローン貸し出しの担保となる建物を評価する「物件審査」があります。以下では、審査のポイントについて解説していきます。

【人物審査】

人物審査では、借入れを申し込んだ本人の年齢、勤務先、勤続年数、雇用形態、年収のほか、預金等の資産状況、社会保険の加入状況、健康条件など、さまざまな点から、住宅ローンの返済能力がチェックされます。このうち、特に重視される項目とその詳細について見ていきましょう。

  • 年齢
    借入れ時の年齢だけでなく、ローン完済時の年齢も重視されます。一般的には、定年前に完済できるのが理想的なプランとされています。
  • 勤続年数
    一般的には、最低3年以上の勤続年数が求められます。無論、長ければ長いほど審査には有利となります。
  • 年収
    金融機関によって異なりますが、借り入れができる最低年収は、200万円から300万円程度に設定されているケースが多いようです。
  • 返済負担率
    年収に対する年間返済額の比率のことで、審査の際に申し込み者の収入基準となります。
  • 個人信用情報
    信用情報センター機関を通して、ほかの借入れがないかを調べられます。

【物件審査】

住宅ローンを返済できなかった場合は、ローンを利用して購入した物件を売却し、それを返済に充てるため、物件の資産的価値が、どの程度あるかをチェックされます。新築物件の場合は概ね購入価額を担保評価額とし、中古物件の場合だと、物件の状況に応じて、購入価額から減額したものが担保評価額となります。

審査で不利になる要素とは?

住宅ローン審査の際に、不利となってしまう要素があることをご存知でしょうか。過去に自己破産、個人再生、任意整理などの、いわゆる金融事故の事実があった場合をはじめ、クレジットカードや携帯電話の支払いを遅延、または延滞した場合も、不利な要素になるようです。

さらに、審査の厳しい金融機関では、キャッシングの与信枠そのものを負債とみなすところもあるようなので、不要なクレジットカードは住宅ローンを申し込むまえに解約し、審査で不利になる要素を一掃しておくことをおすすめします。

2015年1月30日掲載

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ガイドプロフィール
吉田 章(よしだ・あきら)
株式会社ウェブクルー 引越し関連サイト 営業担当

株式会社ウェブクルーが運営する引越し関連サイトの営業担当者。引越しに関する造詣の深さを活かし、営業担当として活躍中。

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