人気で変わる買取価格!査定基準を整理しよう
中古車の買取価格は、その車の市場での人気によって大きく変動します。でも「自分の車が人気車かどうか」なんてわからないですよね。ここでは査定士がどのような視点で「中古車の人気度」を測るのか、その尺度をお教えしましょう。車買取業者ごとに尺度=査定基準は異なりますが、一般的なチェック要素を知っているだけで、価格交渉や一括査定を依頼した場合の業者選びがグンと楽になります。
車の買取価格を決定する重要な要素に、「人気」が挙げられます。その車にどれだけ買い手がつきそうか、どのくらいのスピードで売却できるかなど、査定士は買い取った車をいかに販売するかということからもシビアな判断を下します。
人気差が出やすい、タイプ・車種・ボディカラー
車のタイプ
ここ数年、注目を集めているのは、「プリウス(トヨタ)」「リーフ(日産)」などのエコカーや、燃費がよく居住性に優れた軽自動車やコンパクトカー。そのほか、車内スペースが広いミニバンもファミリー層を中心に人気を集めています。
新車市場で人気が高いタイプの車は、中古車マーケットでも需要が高まる傾向があるので、高額査定の期待大です。
車種
同じタイプの車でも、ミニバンなら「セレナ(日産)」「ステップワゴン(ホンダ)」「ノア(トヨタ)」、軽自動車なら「ワゴンR(スズキ)」「ミラ(ダイハツ)」「eKワゴン(三菱)」など、さまざまな種類があり、これを車買取では車種と呼びます。
車種によって市場での人気はさまざま。当然、価格やスペックが同程度の車でも、人気車種のほうが、高く買い取ってもらえる可能性があります。
特定のタイプ・車種を中心に扱う車買取業者も存在します。自分の車のタイプ・車種と、業者が得意なタイプ・車種が一致すれば、高価買取の可能性は高まります。
ボディカラー
ボディカラーも買取価格を決定する重要なポイントです。ホワイトやブラックといったベーシックな色は、中古車購入時のユーザー層が広いため、他のカラーよりも査定金額が高くなる傾向があると言われています。
限定カラーには注意が必要。希少価値から高価買取の対象になるケースもありますが、市場で人気のない色の場合は低評価になってしまう場合が多いようです。
車の状態・スペックでも人気はさまざま
年式(型式)
同じ車種でも、年式(型式)がほんの1年違うだけで、買取価格がまったく異なる場合があります。なぜなら、年式(型式)によって、車のデザインやスペック、人気に大きな差が生じるからです。
国産乗用車は4、5年程度でフルモデルチェンジ、2、3年でマイナーチェンジが行われるのが一般的。フルモデルチェンジでは、デザインからエンジン、足回りまですべてが一新されることが多く、その前後で大きく査定金額は異なります。もちろん、フルモデルチェンジ後のほうが高額査定が期待できます。
マイナーチェンジでは、エンジンスペックや内装・装備などのグレードアップが施されます。見た目はフルモデルチェンジ時ほど大きくは変わらないのですが、スペック差によって市場での人気が変化し、査定金額に影響を与えます。
パーツ
車のパーツには、ディーラーなどで購入・装着した「純正オプションパーツ」と、ユーザーが改造して取り付けた「社外パーツ」があります。純正オプションの「サンルーフ」「エアロパーツ」「カーナビ」などを取り付けていると、プラス査定となる可能性は高いと言えます。
社外パーツで代表的なのは「ホイール」「カーナビ」「サスペンション」「エアロパーツ」「マフラー」など。これらも買取りの場合は、プラスに査定される可能性があります。ただし、個人の好みが強く反映された改造は、マイナス査定をされる傾向があるので注意が必要です。
モーターマガジン社で「Motor Magazine」や「ホリデーオート」等の自動車雑誌やウェブサイトの副編集長、編集長を歴任。現在はフリーエディターとして、守備範囲を広げ活動中。
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