どんな車でも売却できる?買取りOKの可能性が高い車の状態を解説

ガイド:渡辺 剛志

状態が良好ではない車を手放したいけど、買い取ってもらえるのか不安な人も多いでしょう。この記事では、最初にどんな車でも買い取ってもらえるのか、どのような場合だと状態が悪くても買い取ってもらえる可能性があるのかを解説します。自分の車と照らし合わせてみて参考にしてください。記事の最後には、どんな車でも買い取ってもらえる可能性がある業者も紹介しています。

一般的な買取業者は、買い取った車を中古車市場に流通させます。そのため、中古車としての価値がない車は「買い取ってもらえないかもしれない」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、どんな車でも買い取ってもらえるのかを解説します。どんな車でも買い取ってくれる可能性がある業者も紹介するので、自分の車に不安を感じている方はぜひこのまま読み進めてください。

【結論】どんな車でも買い取ってもらえる可能性は高い

ボディがボコボコだったり走行距離が10万kmを超えたりしていても、車の買取りをあきらめる必要はありません。

中古車買取業者は、買い取った車を中古車として再販するのが一般的ですが、中には解体した車の部品を再販して利益を得ているところもあるからです。

また、中古車買取業者に買取りを断られた場合でも、廃車買取専門業者だと、どんな車でも買い取ってくれる可能性があります。まずは、中古車買取業者で査定を受け、買取りが難しければ廃車買取専門業者に依頼してみるといいでしょう。

買い取ってもらえる可能性が高い車の状態3つ

それでは、買取業者で買い取ってもらえる可能性が高い車の状態を解説します。買い取ってもらえる可能性が高いのは、次の状態の車です。

1. 車検が切れた車
2. 故障した車
3. 過走行の車

自分の車がこれらの状態であれば、買取業者に買取りを相談してみてください。

1. 車検が切れた車

買取業者で買い取ってもらえる可能性があるのは、車検が切れた車です。中古車は、販売している間に車検切れになるケースも珍しくありません。そのため、買取対象になる車の車検が切れていても買取業者としては想定内です。

ただし、車検が切れた車を運転して査定を受けに行くのはNGです。車検が切れた車で公道を走行すると、道路運送車両法違反になるからです。車検が切れた車は、出張査定を依頼しましょう。

2. 故障した車

売却したい車が故障していても、買取業者で買い取ってもらえる可能性があります。故障した車は、修理すれば走行できる状態に回復する見込みがあるからです。買取業者の中には、海外への販売ルートを持っているところもあります。

海外では日本車の人気が高く、年式が古く走行距離が長くても走行できれば差し支えないと考えられています。ただし、修理費が差し引かれるため、査定額は低くなることを覚悟しておきましょう。

また、修理不可能な車でも、解体して部品にすれば再利用が可能です。故障した車を売却する場合は、買取業者の再販ルートをチェックしましょう。海外への輸出や部品の再利用のルートがあれば、故障した車でも買い取ってもらえる可能性が高くなります。

3. 過走行の車

走行距離が10万kmを超えた車は、ほとんど価値がないと考えられるのが一般的です。しかし、この基準は国内に限った考え方です。海外では、走行距離が10万kmを超えていても走行できれば一定のニーズがあります。

国によっては10万kmが低走行車として扱われるケースもあり、20万kmや30万kmの日本車が数多く出回っています。そのため、走行距離が10万kmを超えた車でも買取業者で買い取ってもらえる可能性は高いです。

過走行の車を売却する場合は、海外に輸出するルートを確保している買取業者を選ぶといいでしょう。

買取りを断られる可能性が高い車

ここで解説するのは、買取業者で買取りを断られる可能性が高い車です。次のような車は、状態が良好でも買取りを断られ、状況によっては廃車を検討する必要があります。

・自動車税が未納の車
・鍵を紛失したままの車

それぞれを詳しく解説します。

自動車税が未納の車

毎年4月1日時点での車の所有者には、自動車税または軽自動車税の納付義務があります。納付期限は毎年5月末で、基本的には4月1日~翌年3月末までの分を一括で納付します。分割納付を希望する場合は、別途手続きが必要です。

納付後は、車の所有者宛に納税通知書が交付されます。自動車税や軽自動車税が未納の車は納税通知書が交付されないため、名義変更が行えません。つまり、名義変更に必要な納税通知書が交付されなければ、車を売却したくても手続きできない状態になります。

自動車税や軽自動車税が未納でも、永久抹消登録の手続きを踏んで廃車にしてしまうことは可能です。ただし、廃車が認められているのは1年以内の未納に限られます。そのため、結局は自動車税や軽自動車税を納付する必要があります。

鍵を紛失したままの車

状態が良好な車でも、鍵を紛失したままでは買取りを断られるケースがほとんどです。鍵がなければ、車の走行どころかエンジンすらかけられないからです。査定では、エンジンをかけて車の状態をチェックします。

そのため、鍵がない車は査定を受けること自体が難しいです。万が一買い取ってくれる買取業者が現れても、査定額の大幅な減額は避けられません。鍵がない車を売却したい場合は、まずディーラーや鍵業者に新たな鍵を作ってもらってから、買取業者に買取りを依頼しましょう。

また、鍵の作成が難しい場合は、廃車買取業者に相談することをおすすめします。

どんな車でも買い取ってもらえる可能性がある業者

廃車買取専門業者と解体業者であれば、どんな車でも買い取ってもらえる可能性があります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

廃車買取専門業者

買取業者で断られた車は、廃車買取専門業者に買取りを相談してみてください。廃車買取専門業者は、買い取った車を中古車として販売しているわけではなく、車を解体し、部品や鉄くずを再販して利益を得ています。

一般的な買取業者では、車の状態をチェックして査定額を出しますが、廃車買取専門業者では、車の価値を部品や鉄くずとして評価するシステムです。そのため、車の価値がほとんどない状態でも、数万円程度で買い取ってもらえます。

解体業者

一般的な買取業者での買取りを断られる車は、廃車買取専門業者のほかに解体業者で買い取ってもらえる可能性があります。解体業者は、廃車になった車をスクラップして処分しているところです。

スクラップした後の車は鉄くずになりますが、鉄資源としての価値があります。車を廃車にする場合、通常は解体費用が必要になります。しかし、解体業者の中には費用を無料に設定しているところも少なくありません。車を鉄資源として売却すれば、数万円程度のお金を手元に残すことが可能です。

状態が悪い車は廃車買取専門業者に査定を依頼しよう

どんな状態の車でも、廃車買取専門業者に相談すれば買い取ってもらえる可能性が高いです。ただし、車として買い取ってもらえるわけではなく、基本的には鉄資源になります。鉄資源でも数万円程度のお金になるため、通常の手続きで廃車にするよりもお得です。

車を修理して走行できる状態になるのかは、自動車業界のプロではない限りわかりません。そのため、最初から廃車買取専門業者に依頼するのではなく、一般的な買取業者にも相談してみることが大切です。

車買取の一括査定依頼サービスなら、廃車買取専門業者と買取業者にまとめて査定を依頼できます。車としての価値があるなら買取業者で買い取ってもらえる可能性があるため、一括査定依頼サービスを利用してみましょう。

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ガイドプロフィール
渡辺 剛志(わたなべ・つよし)
株式会社ウェブクルー 自動車関連サイト 事業責任者

株式会社ウェブクルーが運営する自動車関連サイトの事業責任者。新車・中古車を問わず、マーケット動向に深い知見を持つ。

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